10/9【雑感】資金の流れを観察しよう
クロスキャットは目先の調整に突入したようです。通常、株の情報で商売する人は絶対に自分が注目した株を売ったことを公にしません。誰かに恨まれる可能性があるからです。不特定の人間が見ているサイトや掲示板、SNSには様々なレベルの人が存在します。おおよそ投資家とは呼べないような、言葉が悪いですが「アホ」も存在します。会ったこともない人に「お前のせいで損をした！」と言われ、不快な思いをする諸先輩方をたくさん見てきました。ファンが多いほどアンチも多いものです。だから人気の当たり屋さんは特に大変なのでしょう。
私は悪目立ちする気もなく、情報を商材にするつもりもないので、売ったものは売ったとここで書きます。市場で成長株からバリュー株に資金が移動するように、または調整のパターンに合わせるように、自分の資金を状況に合わせて買ったり売ったりすればいいだけのことです。売るタイミングを決めるのは難しいから、「売り上がる」やり方が良いと解説もしています。
クロスキャットに関しては、一昨日の午前に最後の100株を売り抜けました。調整の兆しが強くなったためです。縁が切れるといけないから良い銘柄なら手持ちを100株だけでも残しておけ、とよく言われます。しかし明らかに調整ムードなので売ってしまいました。ただしこれは一時的な撤退です。もう何年もこの銘柄のクセは見ていますから…1400円割れくらいからまた買おうと思っています。調整が深くても、まぁ1300円割れくらいまででしょう。
けっこう良いところまで攻めましたね。もうサポート線を勢い良く飛び出しましたから、このラインが強くなります。時間の問題でしょう。
ここは元々マイナンバー関連銘柄ですが、DX関連銘柄にもなりました。このセクターの本番はまだこれからです。だから調整は歓迎しなければなりません。クロスキャットはもう買い玉がかなり吸い上がっていますから、他のDX銘柄と比べても仕上がりが早いように見えます。他にも買っているDX関連銘柄が2つありますが、それらより先のステージに進んでいます。もうある程度上昇への筋道が出来ている様に見えます。
さて、先日更新しましたが、10～11月の相場は少し緩慢になる可能性があります。
アノマリー的にも10～11月は年末商戦に向けて下げやすく、玉を買い集めるチャンスでもあります。とはいえ、私はチャーチストでもないしアノマリストでもありませんから、チャートの形もアノマリーも絶対視しているわけではありません。
強いて言えば「相場の道理」を最も信じています。わかりやすく例えると、約6ヶ月も成長株の上昇が続いたのに、バリュー株の価格が安値放置され続けるのは道理に反する、ということです。だから自然現象として、成長株の利確が出て、稼いだ資金でバリュー株が買われ始めるのは当たり前です。そこに先回りすれば高い確率で利益が生まれますから、早くから時間をかけて三菱UFJ銀行を集めたわけです。
しかし日本株は強く、成長株市場のマザーズはなかなか下がってきません。DX関連は少し調整が始まりましたが、落ちて来ないセクターもかなりあります。
落ちて来ない成長株がこの後大統領選の影響をどの程度受けるか。
これが観察ポイントになると思います。選挙が不透明化し、株価が落ちて来るなら利確が進みますから、ますますバリュー株への資金移動が進むでしょう。落ちて来ないなら成長株群のもう一段の上昇も見込まれますから、私もクロスキャットなどに再参戦することになります。
もっと深く観察するなら、日本市場がダウとどの程度連動するか
ここも見どころです。大統領選が不透明化したら米国市場は荒れます。なのに日本市場は荒れない…こんなパターンなら日本市場は相当強いはずです。
自分の買った銘柄の値動きに集中せず、全体相場の中で、資金はどんな影響を受けてどこに向かっているかを気にかけることが大切です。祈り続けても騰がらないものは何年も騰がりませんからね…。
ともあれ、日本株は順調です。もう何年も願い続けた日経のダウ離れがようやく実現です。年末の準備を期待しながらするとしましょう。
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【テキストB】具体的な銘柄選別方法と分析事例（超長期銘柄分析シート付き）
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