3/10 【雑感】コロナによる暴落はほぼ終了と見ている

コロナウイルスを理由とした世界株式市場の大大大暴落は、ほぼ終わったと見ています。先日からお伝えしているように、もうこれ以上大きい悪材料が見当たらないからです。小さい悪材料は多少ありますが、不意打ちが出てこなければインパクトはそれほどではないでしょう。

しかし日本は、オリンピック中止リスクをどの程度株価に織り込んでいるかは不明です。その点においてはやや心配です。個人的には、昨日の超大暴落の中にある程度織り込んだのではないかと思っています。昨日はオペックプラスの原油絡みの下げ、ということですが、パニック状況を加味しても下げ方が過剰だったように分析しています。しかし今後、原油問題が発展していくことは想定されます。

コロナに関しては昨日の時点で、もはや理由らしい理由のない下げ方なのです。三流の評論家は、まだしばらくは余震の暴落があってもコロナのせいにするでしょう。

そうではなく、仕掛ける人間たちはもう次の展開を株価に反映させにいっていますよ。

それに、先週の火曜に追証投げが終わった後、金融株が下げ止まらないからまだ怪しい、とお伝えしてきました。今回はようやく金融にまとまった買いが入りだしたので、やはり頃合いかと思うのです。

売りの意見が優勢という中で、いつ反対意見が出てくるか。これが重要です。つまりこの水準にまで株価が落ち込むのはおかしいぞ、と考える連中が買い出動すると、ようやく下げ止まるのです。金融に大きな買いが入ったのは、つまりそういうことです。不動産は先週も耐えていましたが、やはり両方チェックしておくべきでしょう。

後日、暴落についての見極め方はまとめて記載します。気になる方は読んでください。

今週末はメジャーSQということもあり、荒れやすい地合いです。経験上、大暴落後の余震は2週間程度のイメージですから、金融株がこのまま下げ止まるかどうか・・・。SQに絡めた中規模地震は予測しています。

しかし、この大暴落の後ですから、SQの駆け引きに便乗し、残り3日間で短期の買い玉は仕入れるつもりです。
金曜の夕方くらいからでしょうか、それに合わせては不思議なくらい良いニュースが出てくるといいのですが笑

来週はガラッと状況が変わり、大暴騰かもしれません。予想が当たったら、ぜひフォローしてくださいね。

日頃は短期のリバウンド狙いは好みませんが、これだけ経済が壊れた以上、取れる数字は取りにいくことにします。

さて、原油の混乱ですが、いかにも不意打ちが好きなロシアらしいやり方です。アメリカの苦しい時に仕掛けてきましたね。韓国のコウモリ外交、中国のパンダ外交、ロシアの不意打ち。古来からの得意技ですから、そういうものだと理解しましょう。ここでも歴史の知識が活きますから、地政学もしっかり学ぶと良いでしょう。

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