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10/13【雑感】資産効果の重要性

今朝の日経新聞にはこの様な記事が掲載されたようです。やはり都市部の不動産価値は下がらないように思います。

テレワークが主体になり、地方都市は活気づくから都市部の不動産価値は下がる。こんな言い分をよく見かけますが、そんなシンプルな話には聴こえないのです。

何故なら、これからかねてよりお待ちかねの「正しい」インフレ時代が到来します。従来のインフレイメージはハッキリ言って間違いだったと思っています。収入も物価も両方上昇していくなら人々は食っていけるのです。

でも平成の時代は企業が海外に工場を建て、日本人の雇用を充実させませんでした。だから所得は当然上がらないし、インフレなんて夢のまた夢でした。貧しい人が一気に増えたのです。未だにワンコインランチが出来る先進国なんて、日本以外にないかもしれません。

ものが安く買えるのは良いことだ、という発想はもう捨てるべきです。誰かが泣いて商売が成り立つ、これが苦しかった平成の、つまりデフレ時代の思想です。これからはものの値段が上がっても、収入が増えるから値上がりをカバー出来るのです。それがインフレの時代です。

しかしカバー出来る程度に収入が増えても金銭的に豊かになりませんよね。ものが値上がりした分だけ収入が増えても本質的に何も変わらない。だから資産効果が重要になります。

つまり、なけなしの金を貯金をするのではなくて、投資に回さなければダメです。不動産でも債権でも株でもなんでもそうですが、日本人は資産価値の重要性を知らない人が多すぎます。資産効果とは簡単に言えば、金に金を稼がせる思想なんでしょう。この考えを早急に日本人は身につけなければなりません。何も考えずに貯金をしていればよい時代は終わったのです。

日本は長らく、資産効果を否定する時代を過ごしてきました。貯金が絶対的に正しく、人の利益を削って安くものを買う。生活費もなんでも切り詰め、電気代が10円下がったら喜ぶなんて生産性のない人生は止めましょう。

削って削って…そんな時代は随分と余裕のない人間ばかりを増やしたではありませんか。

冒頭に紹介したニュースは、まさに日本の変化を予感させる内容ですよ。日本人が見向きもしなかった価値のある資産を、外国人が評価しているのです。

全て話は繋がっています。何故、私がいつも三菱UFJ銀行を推しているのか。日本一の民間銀行が配当5.5%の株価で放置されているなんて、異常なんです。何故、日本人がタンスや銀行に何千万円もしまいこんでいるのか不思議でなりません。考えのない人間がコレクションするために金が刷られてるわけではないのです。

最近は老婆心ながら身近な人たちには警鐘を鳴らしています。大げさでも何でもなく、生産性のない人生を選択し続ける人は苦しくなるでしょう。貯金をしているだけでインフレして資産が目減りしますからね。でも恐ろしいことに、インフレさえ来ないと思っている人もまだいるのです。まだ暴落や株安があると、安易に構えてる人がどれだけ多いことか。目先の金が大事で大事で、切り詰める思想から抜け出すことが重要だと…そう理解しようともしない人間が大半なのでしょう。

長く相場をやっていると、真剣に取り組んでいる人間とそうでない人間がよくわかります。始めたばかりの人でも明らかに成長速度が違う人はいますからね。同時に、センスがある人無い人…これもよくわかります。壊滅的に世界を見るセンスの無い人は、株など買わない方が身のためかもしれません。もう、儲けるに値する人だけが儲ければ、それで良いと思っています。だからこのnoteの記事も、ピンと来てる人には更に稼ぐための足掛かりにして貰えればよいと思っています。

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https://note.com/n_kabu/n/n94f0f50bf81c

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