6/29【雑感】やはり今日も日本株は強かった。四季報はネットキャッシュに注目！

ソフトバンクGの格付け変更発表を受けてスタートした本日ですが、ズドン！という大きな下げはありませんでした。いくら日本株が強くなってきたとはいえ、もう少し下げることを覚悟していました。まぁ一旦強く見せてから下げる可能性もゼロではありませんが、そうなれば売り仕掛けかふるい落としなのでしょうから対応は難しくありません。

ネガティブな発表を受けてパニック売りが大きくならない。これは市場温度を計る上で重要です。特にソフトバンクGなら日経平均株価への寄与度が高いため、ソフトバンクG自体の温度はもちろん、市場全体の体温にも直結しています。だから何もソフトバンクGを買う必要はないのです。繰り返しますがこの銘柄はバロメーターとして使えます。私は鉄板な相場に見えるので早くから買っていますが、利益効率で言えばクロスキャットなどの方が高いのです。ソフトバンクGは思惑満載だし買いづらい金額ですから、無理はしないようにしましょう。

さて、名前を挙げたクロスキャットも強く、そして値が軽いため心配していません。値が軽い、これは化ける可能性がある銘柄には見られる現象ですから、ぜひ覚えておくと良いでしょう。四季報では200社近く調べましたが、クロスキャットの業績はこの状況の中において良い方です。

当然のこと、ずっと超長期投資を推奨していますから、基本的に業績やファンダメンタルが良い銘柄しか買いません。ただ、ファンダが良いと地味な銘柄が多いです。あまり地味すぎるとスポットが当たらないので、クロスキャットのような配当が少し低めだけど健全経営、かつ時代のニーズに沿った銘柄も買っています。

一昨日から四季報を読み込むことにかなり時間を割いています。新たに面白そうな銘柄もいくつか調べ始めたところです。分析シートも更新中ですのでしばらくお待ちください。note経由ではありませんが、私の作った分析シートを知人の投資家何人かに提供したところ、非常に好評でした。そして逆に更に改良したシートをもらうという笑

シートと考え方の解説ポイントが書いてあるのははここです。前回の四季報はコロナ以前の数値だから無意味だろうと判断し買っていません。だから数字は少し古いものになっていますが、あと数日以内に最新版に更新出来ると思います。以前買ってくれた人は、更新版をそのまま無料でダウンロードできるはずです。不具合あればツイッターなどからご連絡ください。

銘柄は自分で調べてナンボなのです。本業で資料作りをしていても思いますが、数字を調べて取り出し、いろいろ掛け合わせたりしてみるといろんな発見があります。そしてその発見が銘柄の理解を深めます。だから毎号でなくてもよいので、重要な時期の四季報はぜひ買って読み込みましょう。特に今回の四季報はネットキャッシュに注目していて面白いですよ。ネットキャッシュとは、利益余剰金などの資産を合計し、そこから有利子負債などを引いた金額、つまり企業の「余力」です。これは超長期投資で最も大事だと述べている部分です。ネットキャッシュとは少し違いますが、似たような要素を分析シートにも取り入れています。ついに時代が超長期投資に追いついたか…笑

四季報を読んでいても思いますが、やはり日本株の未来は明るいようです。

他の記事はこちらから探すと便利です。
https://note.com/n_kabu/n/n94f0f50bf81c

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