3/30【雑感】円高モードは「正常化」の証拠!往年の3Dプリンタ株ついに上昇?

先週末から予想しているように、4月前半に向けた2番底の探索が始まりました。東京の感染程度が暴落理由として挙げられるでしょうが、大局を見れば理由はどうでも良いことです。2番底は前回安値で止まるかどうか、その時に金融と不動産セクターは深堀りしていないかどうか、米国の至上が正常化に向けた動きを見せているかどうか。この辺りを意識することの方が重要です。

円高に振り戻す、という話も書きましたが、これも予想通りとなりました。米国が大量のドルを供給したことが効いてきているからです。前回の暴落渦中では、とにかくドルが足りない。何を売ってでもドルに換えなきゃ!という状況でしたので、円安に振れていたわけなのです。つまり、ドル不足のパニックピークは過ぎたのでしょう。これは正常な動き、と言えるのです。ここから大量に流入したマネーがしっかり株高に転換されていくシナリオが描けるかどうか、非常に楽しみなところです。

投資は実態経済の様子を見て右往左往するものではありません。短くても半年先を予想して売買するものですから、東京の感染拡大なんてわかりきったネタはあまり重要ではないのです。

個別銘柄で見ると、私が3年以上買い集めていた6633C&Gシステムズが強く高騰しました(とは言えまだまだ暴落前の水準には戻りませんが)。ずーっと3Dプリンタの思惑で買っていましたが、ここに来て人工呼吸器をネタにして注目された様です。これを3Dプリンタで作る、というのは面白いアイディアですね。そうでなくとも、中国依存の製造業は今後変化をしていくことになるでしょうから、どの道この3Dプリンタ関連銘柄にスポットが当たる可能性は高まったのでしょう。ここは自動車産業の金型製造でも要の企業。北米に強く、タイにも進出開始。狙いは抜群でしょう。

3Dプリンタ銘柄比較

3Dプリンタ銘柄には4640アンドールもあります。2社を比較してみました。時価総額では2社とも30億円未満なので、安いですね。EPS(1株当たり利益)やBPS(1株資産)はアンドールの方が良く、浮動株率が低いことからも仕掛けやすい部類に該当します。利益余剰金は2社とも問題ない水準に蓄えています。C&Gは有利子負債もありますが、その金額の21倍もの余剰金があるので問題は皆無でしょう。ソフトの顧客更新率が90%以上と高く、基盤が強固なのです。アンドールは配当利率の点で大きく劣るのがネックです。この内容であれば、3円配当は物足りなさ過ぎますね。1%未満では買えません。C&Gも、最低でもあと2円程度は上げて良いと思いますが。

C&Gが4000円台に噴き上がった時はまだまだ私も初心者でしたが、2000円台まで付いていったのです。歴史的な大暴騰も体感した生き証人です。あれからもう何年経つのか。もう調整はかなり進んできたはずです。生まれ変わる時が近づいている気はします。今回の暴落で半分ほど持ち株を減らしているので、もう10000株程度しか保有していませんが、状況によっては再び買い始めるつもりです。

さて、株を学ぶにあたり、おすすめの書籍も教えてほしいという声がありましたので、ご紹介しておきます。こちらのページです。

習うより慣れろ、が大切だと思っていますが、最低限の知識に加え、地政学を1度身体に流しておくことをおすすめしています。これから国際関係は大きく変化しますから、興味のある人は目を通してみてください。

それでは、今日はこのあたりで。

人気ブログランキング【株式初心者】

にほんブログ村【株日記】

株式投資ランキング

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?