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7/2【雑感】横這いムードの中、少し良化した相場

今週は一貫して方向感に迷う展開ですが、全体相場は耐えて耐えて、ちょっとずつ相場好転の機会を伺っている様子です。大統領選など様々な材料を吸収し、底固めをするような感触があります。

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国債利回りも上がり始め、VIXはかなり落ち着いてきました。原油は40を上限にもう少し上下に(40~35くらい)振れると思いましたが、意外と高値安定です。こういった様々な要素が「整ってくる」と、横這い調整ムードも明けるのでしょう。

調整ムードが明けた結果、下にいくことはないと思います。ようやくしつこく騒がれていた2番底暴落、の単語はメディアからも聞かれなくなってきました。ずーっとしつこく言い続けていますが、2番底の確認はもう5月に終えています。じゃないと、ここまで日経が戻したことの辻褄が合わなくなります。調整しても横這い調整だ、と言い続けたこともその通りの様相になっています。暴落があるなら突発的な戦争開始、感染第二波、中国のダム崩壊…こういった理由です。このあたりの材料を今週は消化しており、消化過程はピークを越えてきたようにも見えます。その兆候を上記の各指数が裏付けているわけです。ただ、大統領選はまだギリギリまでわからない部分もあるから、サプライズ要素はまだ有り得ます。

ソフトバンクGが高値をまたクリアしたことも材料消化が進んでいるが兆候と言えるでしょう。「こんなに数字が悪い会社が上がるのはおかしい」という言い訳ももう止めてほしいところです。シンプルに言えば、ここは「そういう銘柄ではない」のです。無名で影響力の低い、政治的にな背景とは無縁な個別銘柄とは違うのです。良くも悪くも理屈が通用しない銘柄です。

しかし、一気に日証金の信用買い残が増加している現象は気になります。

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上は東証残(~6/26)、下が日証金の残です。東証残は相変わらず空売りが積み上がっており、ざっと空売りが1043万株、買いが730万株です。日証金は空売りが280万株、買いは193万株です。合算しても、まだ空売りが400万ほど多い状況です。だからすぐに天井が来て株価が伸び悩むことはないと思います。最低でも6000円という私の予想の根拠の一つはここにあります。資金効率の問題もありますから、一旦今日の高値更新に合わせて玉は全て利確しました。株価が高値を取るということは、ちゃんとマネーの回転が利いているということです。みんな利益を得ることが出来ている、捕まって株価にシコリが出来ていないということです。

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