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【コラム】日経がダウに追いつくというシナリオ

今日の内容はまだ9割以上の人々からは支持を得ない内容でしょう。私が去年の秋から描いてたシナリオはこの際だから公言します。

アメリカは先に新時代に突入する、日本は1年程度遅れてそれを追いかける。

新時代とはもちろん、インフレを加速させていく世界のことです。このシナリオについて、参考にしている投資家は2人います。一人は日経10万円、もう一人は30万円と予測をしています。30万と言っているのは最近特に名前が知れてきたエミン・ユルマズさんですね。この人たちのシナリオはポジティブで面白いですね。しかも過去の歴史、現在の状況と照らし合わせても、理に適っているのです。

未だにそんなバカなことはあり得ない、と言い続ける人が大半です。しかし、そんなバカみたいな100年に一度の世界恐慌の可能性が、既に手の届く範囲に存在しています。ネガティブな思考だけ信じてしまうのは、それだけ今の日本が暗いということです。ポジティブな可能性だって本当は存在しているのです。黒船来航以来の革新が起こっても不思議ではないと思っています。

私は日経平均目標として10万円すら掲げるつもりはありませんが、日経4万〜5万は5〜6年以内にあると思っています。だから超長期投資なのです。その頃アメリカは8万〜10万ドルかな、という予想です。これは未だに変わりません。世界恐慌が来ればこのシナリオ達成までの時間は後ろ倒しになりますが、中国が世界の覇権を取り、世界が社会主義に切り替わら無い限り確定的だと考えています。

時代が一気に動く時は、必ず歪みが発生します。暴落するまでのダウは確かに歪んでいたのでしょう。しかし、PER100倍まで買われたGAFAの株価を何故バブルだと指摘しない人が多いのでしょう?業界こそ違いますが、バブル期から程遠い価格しかない東京の土地をこの価格でバブルだと騒ぐのは何故でしょう?現実は、超絶割高と言われるべき株価水準のGAFAが、最先端技術の企業をTOBして進化の速度を早めていっています。これまでに指摘されてきたダウの歪みなど、これは生みの苦しみに過ぎないのです。

日経平均株価にも同じことが言えると思っています。日銀のETF買いが歪みを生んだ、という話は昨日書いた通りです。しかし、これが新時代の扉をこじ開ける、とも表現しました。同じことなのです。

しかしコロナ騒動が引き金となり、扉をこじ開けるためのバールが折れたから、もうそのシナリオはリセットだと思っていました。しかし折れたバールを使って、安倍政権と日銀はまだ扉をこじ開けようとしています。

するとどうでしょう、日本は今のところパニックに陥らず、その結果として先週から株の打診買いが入ってきていますよね。耐えて耐えて耐えて、どこまで耐えられるのかはわかりませんが、耐えてる間にダウは、もう日経の数字と近いところまで落ちてきています。ひょっとすると逆転もあると思っています。このコロナ騒動により、世界の日本への評価は変わってきているからです。

日本に対する評価が一番低いのは日本人ですよ。評論家気取りで嬉々として日本株が沈んでいく、とデカい声を出しているのは、他ならぬ日本人です。

依然として、世界恐慌のシナリオは消えていません。短期で見ても、余震が収まるのを確認する必要はもちろんあります。基準は、金融と不動産株の下げ止まりです。不動産REITはようやく下げ止まりです。ここから10日程は底割れしないか確認したいところですが。

しかし日経が思いもよらぬ形でダウを追い抜くか、同等額で推移していくシナリオが見えてきました。これは面白い展開ですよ。アメリカも経済対策でものすごい金額が市場に放出されます。日本には460兆円の内部留保があります。インフレ?そんなのは当たり前なのです。もちろん時々の調整は必要ですが、基本的にインフレの加速が日経5万円、ダウ8万ドルの根底にあります。というか、インフレしか選択肢がないのです。既存の発想を転換する時期に来ていると思います。

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