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家にビニールクロスを使う3つのデメリット

こんばんは。今日は家の壁や天井に使われるビニールクロスについてシェアしたいと思います。

おそらく日本の住宅のほとんどはビニールクロスを使用していると思います。安価で大量生産でき、デザインも豊富でメリットしか内容に思いますが。。。

今日はそんなビニールクロスの3つのデメリット

1.結露しやすくカビやすい

ビニールは空気を通しません。つまり通気性がないわけです。するとどうなるか?湿気がたまりますよね。そして、カビていきます。最悪の悪循環です。さらに木造住宅であればビニールクロスは最悪の相性です。木材の最大の敵は湿気なので、もし木造住宅にビニールクロスを使用していたら注意してくださいね。きっと剥がすとカビだらけです。。。※推測です

2.静電気

ビニール袋って静電気すごいですよね。そう、同じビニールクロスも静電気が発生しやすいです。静電気が発生すると、埃が吸い寄せられて溜まっていき汚れていくんですよね。

3.化学物質

ビニールクロスには、健康上に問題のあるVOC(揮発性有機化合物)が含まれていて、時間が経つにつれてゆっくり、しかし確実に室内に放たれていきます。近年、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群で広く社会にも認知され始めました。化学物質アレルギーや、シックハウス症候群の疑いのある方は極力使用しない方がいいと思います。


まとめ

建築基準法 第一条この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

と規定されています。

ビニールクロスに含まれるホルムアルデヒドは建築基準法上で使用量を規制していますが、最低の基準なんですね。ドイツは環境先進国で有名ですが、化学物質に関してもかなり厳しいです。なぜ、日本ではもっと厳しくできないのでしょうか?今後シックハウス症候群などの健康被害が悪化しないといいですが、大丈夫なのでしょうか。。。




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