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子供のアレルギー食解除までの道のり

先日、息子の保育園の給食がアレルギー食から普通食に変わりました。

息子には卵と牛乳のアレルギーがあるんです。

生後半年くらいの頃、離乳食で卵を少量食べさせた1時間くらいに嘔吐&蕁麻疹が出てしまいました。

当時のことは今でも忘れられません・・・。

あわてて小児科へ行くと、「アレルギーかもね」とのこと。

特に除去の必要は無いと言われていたので、しばらくたってからまた卵を食べることに。

それから卵で何か症状が出たことはありません。

今思い返すと、嘔吐したときは卵を電子レンジで加熱していたので、火の通りが悪かったんだと思います。

今だったら強火でこれでもかってくらい加熱したものをあげるのに・・・。

それ以来、私のアレルギーに対する恐怖みたいなものがかなり大きくなってしまいました。

アレルギーについて調べれば調べるほど、恐ろしい。

アナフィラキシー怖い!っていつもの話になってしまう・・・。笑

怖がりの私にはアレルギーもめちゃくちゃ怖いのですが、

今回は、息子のアレルギー発症から保育園での除去食解除までの道のりをまとめたいと思います。

同じようにアレルギーが判明したお子さまのいる方の、参考になったら嬉しいです。(検査結果も公開してます)


保育園入園からのアレルギー検査の壁

卵嘔吐事件から半年ほどたったころ、息子を保育園に預けることにしました。

当時息子は1歳。

入園の面談時にアレルギーの事を聞かれ、一度嘔吐&蕁麻疹があったけれど、その後卵を食べても何の症状もないことを伝えました。

保育園側としては、それでも1度疑わしいことがあった場合はアレルギー検査を受けて欲しいと。

ひとまず卵は除去した給食を出してくれることに。

そりゃそうだよなぁ・・・と思い、アレルギー検査を受けに小児科へ。

「検査は不要です。まだ小さいし。」

実際、数値が出たからといって除去しなければいけないものではないようです。

食べて慣らしていくことも大切なんですって。

ちょっと強めに言われて、すっかり心が折れた私・・・。

でもアレルギー検査は必須。

保育園と小児科の板挟みのようになってしまい結構悩んでいました。

とにかく、アレルギー検査をしてくれるところを探さないと。

他の近所の小児科はあまり良い印象がなかったので、

HPでアレルギー検査をしてくれる小児科を探しました。

そして隣の市の小児科まで、アレルギー検査を受けに行くことに。

快く検査をしてくれる小児科が見つかって本当によかったです。


アレルギー検査1回目(1歳8ヶ月)

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春にサラサラの鼻水をよく垂らしていて「花粉症かもですね?」と保育士さんに言われて気になったので、花粉も調べてもらいました。

が、花粉はアレルギーなし。

そして卵ですが、やはりアレルギーがありました。

クラス3とめちゃくちゃ高いわけではないですが、陽性です。

このころ卵入りのお菓子とかは普通に食べていたと思います。

保育園の給食は、引き続き卵を除去したものを出してもらうことになりました。


アレルギー検査2回目(2歳6ヶ月)

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約1年後の結果がこちらです。

このころ、「おやつの後に口の周りが赤いことがある」と保育園から言われて、確かに家でもヨーグルトを食べた後に赤いことがある・・・

ということで牛乳も検査してもらうことにしました。

結果、牛乳アレルギーであることもわかってしまい、若干落ち込みました。

でも全体的にクラス1~2と順調に下がっているのがわかって、それは嬉しかったです。

家では卵もちょくちょく食べていたので、保育園の給食はマヨネーズ以外のものは除去解除となりました。

牛乳は数値が高くはないし、一時的な口周りの赤みだけという理由で除去不要でした。

先生がおっしゃるには、「食べ続けていて、かつ数値が下がってきているのはとてもいい傾向」とのことです。

給食で食べられるものが増えてよかった!と思っていたのですが、

この後保育園を転園することに。

新しい保育園では、マヨネーズだけ除去ということができず、アレルギーがある場合は原則全除去という方針でした。

保育園では卵と牛乳は一切摂らないことになり、なるべく自宅で食べさせるようにしていました。

マヨネーズもちょこちょこ摂取させてみて、特に問題はありませんでした。


アレルギー検査3回目(3歳1ヶ月)

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約半年後、先日の結果がこちらです。

ついに卵黄がクラス0に!

先生は「IUA濃度」が下がっていることに注目されていました。

「日常的に食べ続けていて、これだけ減っているのでもうゴールはすぐそこですね。給食は解除で良いでしょう。」

この言葉に、とてもじーんとしてしまいました。

また牛乳については、赤ちゃんのころミルクを飲ませていたなら酷いアレルギーっていうことはありえない。ということだったので、今後も気にせず飲ませていくことに。(とは言え好き嫌いが出てきてあまり飲まないのですが・・・)

今後、この数字がゼロになるまで追い続ける必要は特にないということだったので、いったんアレルギー検査は卒業ということになりました。


卵や牛乳アレルギーのことを調べていると、「3歳くらいまでに食べられるようになることが多い」っていう言葉を見るんですよね。

そうならなかったらどうしよう、って不安になったこともあったけど、

実際3歳ごろに食べられるようになりました。

とはいえ、まだ食べさせていないアレルギー注意の食べ物はたくさんあります。

ナッツ類とか蕎麦とか、魚卵とか・・・

卵だって、じゃあ半熟卵はいつになったら食べられるんだー?!と考えだしたらきりがない。

息子に卵がけごはんの美味しさを伝えられる日はくるのだろうか・・・。

悩んでも、どうしようもできないですよね。

小児科が開いている時間に、少量ずつ。

これを守っておけばあとはもう準備のしようがないので、

少しずつ、怖がり過ぎずにやっていこうと思います。

まだまだアレルギー問題とのお付き合いは続きそうです。

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