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集団の中で意思決定するときに迷ったら●●が必要な方を選ぶとうまくいく

あなたが仕事や趣味など集団の中で何かを決めることになり、「AとB、どちらにしよう?」と迷ったことはありませんか?
そんな時に役立つ格言について今日は解説したいと思います。

意思決定する時に役立つ格言

集団の中で何かを決めるとき、判断に迷ったら、この格言を思い出してください。
「意思決定に迷ったら、勇気が必要な方に行け」

これは、人間は悩んだときに「無意識に嫌なことを避けてしまう」という習性を指摘しています。
困った時は「嫌だ」と思うことばかりに目を向けてしまい、俯瞰して「どれが本当に良い決断なのか」を見極められなくなります。
したがって、敢えて嫌な方(面倒だと思われる方)を選びなさい、その方が結果的にうまくいく、という格言です。

職場に苦手な人がいる場合

あなたの職場に、あなたが苦手だと思っている人がいるとします。
もしあなたが担当するプロジェクトで今後の方針として大きな決定をすることになり、そのプロジェクトのキーマンがあなたの苦手な人だったら、あなたはどうしますか?

できるだけ苦手な人を介さないで良い方法を考えてしまうかもしれません。
たとえその人を巻き込んだ方が効率的だとわかっていても、です。

苦手な人と関わりたくない、というのは個人的な感情です。俯瞰して考え、プロジェクトにとって、会社にとって最適な方法を考え、勇気が必要な方(苦手な人と関わる方)に意思決定することが大事です。

そしてそれが最終的に自身の評価にもつながりますし、今後新たに苦手な人や物事が発生しても乗り越えることができるようになります。

キャリアアップをしたい場合

この格言は、キャリアアップをしたいときにも当てはまります。
たとえば、「数字が苦手だから、数字に関係のない職種に転職しよう」と考えたとします。

苦手だからつい避けてしまうことはよくありますが、そこに自分のキャリアアップをするための解決策があるのです。

数字が苦手であっても、数学者になる必要はないので、基本的に社会人として必要な知識は備えておけば、得意なことと、苦手であった数字を掛け算したあなたならではの仕事ができる可能性が広がります。

「嫌だ」「避けよう」。
そうすると、選択肢を自ら狭めてしまいます。
嫌だなと思う先に解決策がある。

自分自身をメタ(高次の)認知をし、何が本当に最適な方法なのかを見極めて、勇気ある意思決定ができるように心がけてみてください。

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