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無添加住宅について その3

家は10年でダメになる?

ご存じでしょうか。通常新築しても10年経てば、外壁を補修しなければいけないということを。なぜ補修しないといけないのでしょうか。それは外壁のサイディング板を接合する科学接着剤の塊であるシーリングが10年でダメになるからです。そのまま放っておくとシーリングの隙間から水が入って内部の構造材が腐り、家の寿命があっと言う間に短くなってしまうのです(しかも家の保証は10年で切れています)。一般の住宅ならシーリングの補修費に150万円ぐらいはざらにかかってしまいます。シーリングに寿命が来ると、次に外壁のサッシまわりからも水が侵入してきます。サッシは防水テープで施工されていますが、劣化した防水テープの交差する一点の隙間から、毛細管現象で壁体内に水が侵入してしまいます。

無添加住宅はどうなの?

無添加住宅の外壁は漆喰と炭化コルクの組合せです。漆喰の壁はサイディングのように継ぎ目がないのでシーリングは不要です。漆喰は年月が経つほど元の硬い石灰岩にもどり強固になります。炭化コルクは栄養が無いので腐ることもありません。漆喰・炭化コルクとも通気性があるので、通気口法のような複雑な工法は必要ありません。また、サッシ周りには、水を外に排出する独自の工法を採用しています。

現在のサッシまわり(窓まわり)の雨水進入防止はサッシと防水紙を粘着性のある防水テープで止水するのが通例です。しかし、防水テープもいずれは劣化します。また、防水テープの付着が十分でないと窓周りから雨漏りを起こすことがあります。特にひさしのない現代風の住まいならなおさらです。

無添加住宅では、サッシまわりから侵入する水を外へ排出する画期的なシステム(サッシ用水切り)を開発、特許を取得しています。

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