DP-X1-SONYバランス変換ケーブル自作
最近工作ネタが続いております。ポータブルデジタルオーディオプレイヤーDP-X1は2.5mm4極のバランス出力ヘッドフォン端子があり、バランス入力可能なヘッドフォンはバランス接続できるようになっています。下の写真はONKYO DP-X1の公式ページからです。
一方、SONYのヘッドフォンMDR-Z7のバランス接続は下の写真のように3.5mmステレオプラグを2本使います。1本が右用、もう1本が左用です。
ONKYOは2.5mm4極1本で、SONYは3.5mm3極2本ですので、このままではONKYO DP-X1とSONY MDR-Z7はバランス接続できません。そこでDP-X1-SONYバランス変換ケーブルを自作することにしました。
以下のような材料を大阪日本橋で調達してきました。ケーブルと2.5mm4極プラグ(オス)はeイヤホン大阪日本橋店で、3.5mmステレオプラグ(メス)は共立電子産業株式会社のシリコンハウスで購入しました。2.5mm4極プラグ(オス)は写真に値段が出ていますが1,490円でややお高いです😅。このタイプがケーブルが入る部分が一番太かったので仕方なしでした💦。
ケーブルはViablue EPC-2という信号線が2本のもので、伝送性の高い錫メッキ高純度OFC銅線の周りに銀メッキシールドとアルミニウムPETフィルムスクリーンで2重に保護されたヘッドフォン専用のケーブルです。お値段は1mで690円でした。3.5mmステレオプラグ(メス)は1個250円でした。材料費は計2,680円也です😉
2.5mm4極プラグ(オス)の中は下の写真のようになっています。
また、3.5mmステレオプラグ(メス)は下記のようになっていました。
実際製作する場合はテスターでピンと端子のチェックをしておいた方が良いと思います。
まず3.5mmのステレオミニプラグ(メス)の方から製作に取りかかります。こちらはそんなに苦労しませんでした。
それから2.5mm4極の方をはんだ付けするのですが、これがなかなか大変でした😅。そして完成したのが下の写真です。
右と左が分かりやすいようにわざと長さを微妙に変えています。短い方が左用、やや長い方が右用です。
テスターでピンの対応が問題ないか、ショートしてないか入念にチェックします。配線を間違えるとDP-X1の故障の原因になりますので重要です。
実際にMDR-Z7とDP-X1を接続した様子です。
音質は、通常の非バランス接続よりも低音がやや引き締まった感じになり、左右の分離が良くなったためか音の広がりと解像度がやや上がった感じになります。またDP-X1のアンプの出力も上がります。DP-X1のバランス出力はACG駆動とBTL駆動と選べるのですが、自分にはアンプがパワーアップするBTL駆動の方が良い感じでした。
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SONYのバランス接続のイメージ写真転載元 : http://blog.livedoor.jp/vaio_sony/archives/2014-09-28.html
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