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新曲「アンブレラ」の解説など

こんにちは、唯七です

新曲「アンブレラ」の解説を書いていきたいと思います
曲はこちら
https://youtu.be/Dii21pQ2Dd0
今回の曲は、傘が主人公(私)です

#1
使われるのはいつも雨の日なので、私は灰色の空しか見たことがありません
傘は雨を防ぐ、つまり主人を守る使命を与えられ生まれてきます
しかし薄い布と細い金属で作られているため、非常に脆いです
当然強風に敵うはずもなく、傷ついてしまいます
それでも主人は気にも留めず、嵐の中でも私を借り出します

誇りに思っていた表面の素敵な模様は、今や無残な姿になり果てました
綺麗に傘を広げていた時の記憶は、もう覚えていません

#2
多くの仲間(傘)が、無残に壊され、路上に捨てられました
この状態になると、唯一防げる水(雨)にも浸食され、朽ちていきます
もはや元の形は分かりません
私にもいつかこの変えられない未来がやってくるのでしょう
過酷な状況で酷使され続け、傷ついた体では
もう雨ですら満足に守れそうにありません

私は、ただ誰かの笑顔を守りたかっただけなのに
使われるときは、いつも冷たい目で見られます
(雨の日は誰しも嫌な気分、鬱な気分になるため、雨の日に外に出るために使われる傘は笑顔を向けられたことがないのです
さらに、傘が壊れて十分な機能を果たせなくなると、憎悪を向けられます)

間奏
多くの傘が、主人に置き忘れられ、過酷な使い方をされ壊され、最後には捨てられます
その数だけ、新しい傘が作られ、また同じような結末にたどり着きます

最後
誰かが笑顔を向けてくれる、そんな理想の生活を何度も夢見ました
壊れて開くことが出来なくなってしまった仲間(傘)とともに
永遠来ることのないその時を、今日も待ち続けます

余談
今回は、傘の気持ちになってみました
もうすぐ梅雨入り(もう入ってる?)なのでちょうどいいですね
道端に壊れた傘が捨てられているのを何度も見たことがあるかと思います
この曲をきっかけに、傘を大切に扱う人が増え、少しでも路上のポイ捨てが減ってくれたら本望です
全ての傘に救済を

どうでもいいですが、こちらが今私が使っている傘です
逆折り式なので、畳むと雨でぬれた面が内側になり、他の荷物が濡れる心配がありません
とっても便利!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました
ではまた次の曲でお会いしましょう

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