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子供にスマホを持たせる前に

この春から小学校6年生になる娘。
そろそろスマホが欲しいとリクエストされました。
小学校時代の友人と繋がっておくためにも、6年生のうちにスマホ契約してあげようと計画しています。

そこで、この春休み課題図書として、娘に渡した本がこちら

元々は、自分のために読んだ本。
でも、数年後にはSNSなどのコミュニケーションを自分自身でもやっていくようになるはずの娘の基本知識として、必要と思ったのです。

まず、この本を構成している大元の内容については、私自身は恥ずかしながら、全然認識していませんでした。

意見には「間違った意見」も「正しい意見」も存在しない

自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ 目次より

「正しい意見」も「間違った意見」もあるような気がしていた。でも、深く考えたことがなかっただけなんですよね。わかりやすく分解して説明してくれている上に、実例も多く掲載されているので、よく理解できました。

ポジションがわかれば「意見」。それ以外は「反応」というのも、びっくり。発言していれば、意見を言ったと自分自身でも認識してしまっていました。

これからスマホを持ち、どんどん自分自身でネットの世界を生きていく娘に特に読んで欲しいと思ったのは、第3章「SNS時代に「自分」を創る」です。

「リアル社会でやらないことは、ネット上でもやらない」

自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ 111ページ

スマホを持たせたからといって、いきなりTwitterがOKになるわけではないし、リアルで知っている友人とのやり取りがメインとなるでしょう。でも、好きなYoutuberさんの動画にコメントをしたりはするかもしれない。そんな時、気を付ける基本的なことが書かれています。

スマホを持たせる前の課題図書としては、ちきりんさんの本だけでは偏りがあるのは私もわかっています。リアルな危険を避けるための知識、私自身が対応した方がいいことへの情報収集も、まだ全然足りていない。

でも、ツールの使い方を勉強する前の心構えとして、やっぱり読んでおいて欲しい。読んだことを忘れてしまっても、困った時にまた読んでくれたらいいなと思っています。

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