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読後感は「ありがとう」

10月からスタートする #書くチャレ Season2
自分だけで、勝手に準備を始めていて。noteで何を書こうかと考えている。

以前は「感情をともなった何か」を書き残したいと書いていた。
今もそれはある。でも、ただ「出す」だけじゃないものにしたい。読んでくれた方の読後感も大事。

色々な方の発信を受け取っていると、不意にマイナスなオーラのようなものを受け取ってしまうことがある。タイトルから推測して、避けられたらいいのだけれど…ぶつかってみて気づく。そんな時がある。

私もインターネットの海に、言葉を発している1人として。
偶然私の文章を読んでくれた方に、素晴らしい役立つものではなくても、マイナスなオーラは渡したくない。

北欧、暮らしの道具店インターネットラジオ「チャポンと行こう!」の最新回を聴いていて、その思いを強くした。

今回は、本を語る会の第二回目。

土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記
西加奈子さんの「くもをさがす

この2冊について、店長の佐藤さんとよしべさんが感想をシェアしてくれていた。お二人のさわやかな読後感が伝わる、正直な心のこもった感想が心に届いた良き回でした。

読んだ後うれしかった。
ありがとうって。
扱っているテーマは、どちらも切実なものだと思うから。エッセイとしての重量、カロリーは決して軽くないと思うんだけど、でも読んだ時どーんとくるっていうより、読めてほんとに嬉しかったというのと、本当に澄んだお水もらったみたいな感覚で。ある苦しみの底に行って、澄んだものを見つけて、帰ってきて、それを他人にシェアするっていう。
愛と勇気だよね。

【ラジオ|チャポンと行こう!】第142夜:40代の今、読めてよかった。愛と勇気をもらえた2冊の本のこと

エッセイを読んだ後の読後感として、こんなにいいものは他にはないんじゃないだろうか。
私自身は、そんな高みを目指すのは難しいけれど、ほんのひとさじでもそのエッセンスを目指していきたい。

noteで何を書こうかな?
思考は続くけれど、読後感は「ありがとう」を目指していこう。
そんな今日の記録。



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