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マルチタスクと集中とのはざま

マルチタスクが苦手だ。

子供が体調不良で家にいる。熱もあるし、食欲はないしで心配がつきない。でも、元気がないので合間にPCを開いて私は仕事ができてしまったりする。

体感的に頭の中の8割は子供の体調が占めている。

息子が起きたら、味噌汁の上澄みを一口でも飲ませよう。うどんはまだ早いだろうか。

頭の中の残り2割を使って仕事をする。なんだか効率が悪い。ルーティンワークならなんとかなるが、思考系の仕事ははかどらない。

集中してみたら…

子供が体調不良の中、思い切って仕事をやるのをやめてみた。

そうしたら、ちゃんと子供の様子を観察できる。
まだ元気がない息子。近くにいても特にやることはない。

でも、子供の見守りに集中したことで、心が、頭の中が安定する。本を読んだり別のことをしていても、すぐ息子の対応に切り替えられる。

仕事をしていると、仕事の方に全力を注ぎたい気持ちが出てきてしまい、うまくいかない。頭の中を2割しか使えない状態では、私には仕事は難しいみたい。優先順位がはっきりすると迷いはない。


6日間の見守り後

息子が体調不良だった6日間。後半は仕事もやめてしまって息子見守りに徹した。そうしたら、今度は自分が何をやりたかったか忘れかけてきた。

私は、何をしたいんだっけ…?

「ハンドクリームを買いに行きたい」
「あの記事を仕上げたい」
「Voicy聴きたい」
「歩きたい」

そんな小さなことだけど。
すっかり忘れてしまい、思い出してはっとした。

熱から回復した息子。
ようやく学校に行って、6日ぶりの1人時間。
おかえり、私。


「今」の一番に集中する

私はマルチタスクが苦手というより、
1つのことに集中する、集中したい傾向が強いのかもしれない。

「今」の一番に集中する。
それ以外は、忘れてしまう。意識の遠い方に置いておくイメージ。

集中したい何かにぐっと入り込む時間。
違うものに切り替えてまた集中する時間。
空を見てぼーっとして意識を拡散する時間。

色々な時間がある。
マルチタスクと集中とのはざまで、生きている。


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