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父の教え

"もったいない"
と小さい頃からよく父に言われることがあった。

食べ物を残したり、水を出しっぱなしにしたり、着れる服を捨てたり、、、。

父は、たくさん食べるけど食べ残しは絶対にしない。(お酒もたくさん飲む)

昔から同じ服を着ていて、プレゼントしないと新しい服が増えない。(常にジーンズとadidas)


もっと色んな服を着てオシャレをして欲しいと思ってた時期があったし、"もったいない"ばかりでうるさいなと思うこともあった。



でも、今日ふと思い出したのは、
当たり前は当たり前じゃないんだよ
という父の言葉。


日本ではこれが普通かもしれないけど、そうじゃない国だって沢山あるんだよ、と言われたことがある。

その時は、私はそんな日本で生きてるの!と言い返した気がする、、、。


今思うと、そう考えていた父が素敵だな、、、と。


特に最近は、SDGs、環境や貧困に対する意識が強まっている。

その取り組みが大きく広がる前から私は父に教わっていた。

自分の近くにはない、見えない世界のことを、意識していた。

知らない人達のことを考えていた。



こうやって世界は良くなっていくのかな、、、。


当たり前を当たり前だと思わない。
当たり前のようにあることに感謝する。
これって、自分の幸せに気がつけるきっかけになる。


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そんな父は、10年前に私の小学校の卒業式で貰ったお花を今でも育ててくれていて、お花が咲く度、毎年写真を送ってくれる。


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