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2年5ヶ月ぶりの応援再開に向けて。

京都戦、初めて自分で作った旗を振った。

私はもともとゲート旗を掲げたり旗を振ったり幕を出すことにあまり興味がないタイプのサポーターだ。旗や幕などのモノづくりよりは、跳んだり声を出したり、現場の行動に注力するのが札幌の応援スタイルのような気がしていたし、その雰囲気が好きだった。

そんな中コロナで現場での行動に制限がかかって、札幌でもクラブを応援する気持ちを幕やゲート旗で表現する人が増えたように思う。

引用: https://web.gekisaka.jp/photonews/jleague/detail/?345090-345090-pn&photo_no=3

前回のホーム戦では応援団が何百本もの旗を配って迫力のある雰囲気を作っていた。現場にいなかった私も映像を観て、刺激を受けた。

だからといってすぐにゴール裏で旗を振る自分にしっくりくるわけではないけど、とりあえず一度やってみようと思った。
(さらに言うと、不純な動機だけど、配られた旗を振るなら自分が作った旗の方が良いなと思った。)

今回はとにかく作って振ってみることが目的だったので、デザインは凝らずにシンプルに。
実は川崎戦の前には出来上がっていたんだけど、どうもうまく気持ちを乗せられなくて京都戦まで引っ張った。

想像と実際にやってみるのとでは、やっぱり全然違うね。
旗を振るのだって声を出したり歌を歌うのと何も変わらない、感情表現だ。
殺人的な猛暑の中、諦めず走り切る10人の選手達を鼓舞する気持ちを、旗を振って表現しただけ。手拍子よりよっぽどしっくりきた。

まあ旗は運んでる間にペンキがくっついてしまって最初からボロボロだったし、振るのも下手くそだったんだけど。
(90分間振り続けて、やっとまともに動かせるようになった気がする。)

4日後の応援再開試合を迎える前に、この感覚を得ることができて良かった。
年に何回か、答えを見つけられたような感覚になる試合があるんだよね。現場に足を運んでいる限り、何十年経っても1フットボールファンとして成長していくんだと思う。

水曜日は色々と考えるよりテンションぶち上げでいけるといいな。色々あったけど、コロナ前と同じ気持ちで良いと思うんだ。
実証実験は怠いけど、今は必要なステップを踏むしかないしね。

それでは、現地でお会いしましょう。

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