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クラウドソーシングを辞めた理由

皆さんこんにちは、荒井典雄です。

デザイナー、クリエイター歴17年の僕が、「田舎暮らしのクリエイター」向けに、大切だと思う情報などを不定期に発信します。
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今回は僕の経験談で、タイトルの通りなのですが、クラウドソーシングでクリエイターとして食べて行くのは難しいというお話です。

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クラウドソーシングとは?
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まずタイトルにあるクラウドソーシングですが、「ランサーズ」や「クラウドワークス」を代表に、オンライン上でクリエイション系のお仕事を中心に、「依頼を受ける」「依頼をする」ことのできるサービスのことです。 #めちゃざっくり

仕事を出す先に困っている人と、仕事が欲しくて困っている人がマッチングでき、基本的には顔を合わせずに全て完了できるクラウドソーシングの仕組みは素晴らしいと思います。
フリーランスのクリエイターの方や、事業を立ち上げたばかりの方は、仕事を受ける選択肢の一つとして、クラウドソーシングはあると思います。

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クラウドソーシングをやってみて思ったこと
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僕も5年くらい前かな?クラウドソーシングというのが一般的になったので、試しにいくつか受注してみたり、コンペ式のものに応募したことがあります。
僕の感触で言えば、「これは厳しいな〜」というものでした。

僕がクラウドソーシングを厳しいと感じたこととしては、

①確実に受注できる案件は単価が安い。
②単価が高い案件は競争が激しく受注するのは難しい。
③なんかワクワクしない。

この3つです。

①の仕事は、沢山存在するのですが、本当に単価が安いです。
おそらく依頼する側も、安く依頼できるという理由で「クラウドソーシング」を使っているのだろうと思います。
スキルアップの為と割り切れる人は、いくつか仕事をしてみるのも良いかもしれませんが、身体もメンタル的にもけっこうしんどいな〜というのが僕の感想です。

②はコンペ式のものなどで、例えば会社のロゴマークの製作依頼などで、こういうのは単価が結構良いのですが、ライバルは全世界なので数百件とか応募が集中してしまい、ここで選ばれるのは至難の技だと思います。
逆にこの中から選ばれる人は、自分で営業した方がもっと良い仕事ができるのは?とか思ってしまいます(笑)

③に関しては、クラウドソーシングの仕組みとして「顔を合わせない」という、ある意味では良いことなのですが、やってみて思ったのは「相手の顔がわからない、人となりがわからない」というのが、意外と僕のモチベーションが上がらない要因になってしまい、結構しんどかったです。
今書いていて自分でも気づきましたが、僕は「〇〇さんに喜んでもらう(満足してもらう)為にクリエイションをしている」というのが結構重要で、そういう人と人が繋がっている感じのする仕事をしたいと思っているんだとわかりました。

以上の内容で、僕としてはクラウドソーシングで仕事を受けるのは辞めました。
僕としては、特に③の要因が大きかったようで、やはり人からの紹介や、繋がりの中でお仕事をやって行くことに重きを置くことにしました。

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仕組みは素晴らしいと思う
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上記はあくまで僕の経験談なので、クラウドソーシングと相性が良い人というのもいるのかもしれません。

今回話した内容は、クラウドソーシングという仕組みが悪い訳ではないと思います。
仕組みが出来上がった結果、方向性として①②のような案件が増えるのは当然のことだと思います。

僕も依頼側だとしたら、うまく使えばとても良い仕組みだと思います。

今回は以上です。
ではまた!!

写真は軽井沢のSAWAMURAでハンバーガー食べた時のもの。
「うまかった!」

#田舎暮らしのクリエイター #クリエイター #デザイナー #クラウドソーシング

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