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(株)ホワイトスネイク、デヴィカバ社長の熱き暴走

解雇の鬼:デヴィッド・カヴァデール

バンドメンバーの入れ替わりが激しいといえば、プログレとハードロック系なんですが、その中でもロバート・フリップ、リッチー・ブラックモアと並んでワンマンなのがホワイトスネイクのデヴィッド・カヴァデールかなと。妥協を許さない結果ではあるんでしょうが、まあとにかく入れ替わりが多い。ということで調べてみましたよ。

ホワイトスネイクの歴代メンバー

Wikipediaで大まかにですが歴代メンバーと所属年数をピックアップしてみました。総勢37人。活動年数が34人なので、毎年一人以上は確実に入れ替わっていることになります。すごいね。

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懐かしい面々であるとともに、錚々たるメンツですね。私はハードロック系はあまり知らないのですが、ラットにいたウォーレン・デ・マルティーニとかMr.ミスターのスティーヴ・ファリスもいたんですね。そういえばジョン・サイクスが入ったときは相当期待感が大きかった(アルバム「スライド・イット・イン」の頃かな)ようで話題になりながら、早々に脱退してブルー・マーダーを結成した思い出が。

さて、計算してみるとメンバーの平均在籍年数は5.8年。メンバーの数の割には意外に長いような。メンバーごとにみてみると分かるように、すぐ解雇された人と長くいる人の分散が大きいようで。

ちなみに担当楽器ごとにみると、ギター12人・ベース9人・ドラムス8人・キーボード7人。ツインギターであることを考えると、意外にギタリストの入れ替わりは少ないということですね。

余談:リッチー関係の話(というかグラハム・ボネット)

デヴィカバと並ぶワンマンのイメージのあるリッチー・ブラックモアはもちろんディープ・パープル時代の同僚ですが、この二人の関係性は悪くなかったようで。同じパープルのジョン・ロードやイアン・ペイスをホワイトスネイクに引き入れておりながらなんですが。

で、個人的にリッチー絡みで好きな話を。レインボー時代、音楽性の路線変更でディオにアイソを尽かされた結果、加入させたグラハム・ボネットがリッチーからやかましく「そのオールバックの髪型とスーツをなんとかしろや」と言われ続けたにもかかわらず無視し続け、リッチーがブチギレてギターでボネットの頭を殴ったそうでw。ついでに彼がMSG時代、チャック全開(&アソコ全出し)であの酔いどれマイケル・シェンカーに呆れられたという話も好きです。

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