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摂食障がいの克服210【好きや嫌いはあるけれど、良いや悪いはない】

 今日も仕事をして帰宅しました。
 ここまで集中するのが難しい症状に悩んでいるのに、ふと頭にドラマや絵本が浮かぶと、頭から離れません。

 昔読んだ絵本で好きだったのは、『ぜんべえじいさんのいちご』と『ねずみのでんしゃ』。どれだけ読んだかというぐらいぼろぼろになりました。本独特の匂いが好きです。新聞ともまた違う、図書室や図書館の匂い。図書の時間が一番好きで、本を借りれることにわくわくして、なのにいつも数種類の同じ本をリピートしていました。

 今もぐりとぐらは飾っています。これも好きだったなー。満月のようなホットケーキには本気で憧れていました。 

 それにしても夜中に明るくないことを書いてしまいました。眠ったのは、3時ごろです。

 起きると涙ばっかりでるんです。
 主には自分の悲しみとかじゃないんです。人に関わったことで、傷ついたことを、この場で発信して、また人を傷つけているな、って。
 私が友達と書いている人は、恐らくこれまでも書いているように色々ありますが、根がいい人です。だから涙も出る。

 私がそもそも欠陥品というか、心が穴ぼこなんです。心がぼこぼこで、人としてのスタートラインにいないんです。なので、人としてこの世にもう一度存在したいと、根本思っていて、それで、だから過度に傷つくんだと思う。私これ、今朝考えていて、すごい難しいと思いました。地上1メートルでなく、それこそ地下50メートルぐらいの心の位置関係なのに、無理して、地上に暮らしていて、それでいて、普通の人の様に仕事をしたり、人と触れ合ったり。ふと素に戻ると、また地下50メートル。健全な人には、非常に理解しづらいでしょう。それはそうです、この人生でまるごと、数々の闇を背負って生きているので。

 とはいえ、理解しようとしない世界に理解は生まれないでしょう。

 しかし、私が傷ついているように、相手もまた、傷ついている。
 
 摂食障がいや生きづらさの発信のはずが、いつしかバク転になり、その後イギリスになり、果てにはアイスランドに行き、英検1級ってと思っていたらとうとう自分のなんというかプライベートまで本質的に書いています。

 けれど、私は私以外になりたかったけどなれなかったから、自分自身のことを、今日も書いています。

 傷つき、傷つけている。
 頭の中はEvery Little Thingの『Time goes by』

 そして、仕事をして、顧客対応中は大丈夫なのに、ちょっと奥に行くとまた泣いてるし、大丈夫か、自分って思うんですけど、仕事は大丈夫だった。仕事が終わるころに、動悸が激しくして、見下ろすと自分のシャツが鼓動に合わせて動いていて、いよいよ、危うい、そう思った。

 帰宅して、PCをつけたんです。
 いつも頭がんがんと鳴っているので、音がいるなーってYouTubeをつけて。偶然YouTube音楽というのがついたみたい。そのあと知人と少し電話して、ぱってみたら、『Time goes by』が流れている・・・。ウソー。
 PCも私にシンクロしだしたのでしょうか。

【Time goes by】

 Wow, wow, wow

 きっと きっと 誰もが
 何か足りないものを
 無理に期待しすぎて 人を傷つけている
 
 会えば喧嘩してたね 長くいすぎたのかな
 維持を張ればなおさら 隙間広がるばかり

 信じあえる喜びも 傷つけあう悲しみも
 いつかありのままに愛せるように Time goes by 

【共感できないパート】

 安らぎとか真実とか
 いつも求めてたけど 言葉のように簡単には 伝えられずに

 
 言葉こそ、伝えることは難しい。まずベースがあって、そこに言葉があって、伝えて。それで伝わる相手には伝わるでしょう。
 言葉って、単純に言葉じゃない。奥に例えば何かベースのようなものがあって、伝えるし、伝わるし、伝えられる、ということ。
 まして、耳の問題があればなおさら困難でしょう。
 耳問題があるからラインに移行します。それにも限界があるのです。
 下手に言葉を伝えると、余計に傷は広がります。

 【再び共感】

 残された傷跡が消えた瞬間
 本当の優しさの意味がわかるよ きっと

 過ぎた日に背を向けずに ゆっくり時を感じて
 いつかまた会えるといいね Time goes by
 
 知らずに人は人を傷つけている。
  
 物事は何も突然変化しない。人間関係なんて蓄積の積み重ねというか。
 いい時には信頼の積み重ねであるし。

 過剰にどちらに振れるかなんてないから、プラスに動き、マイナスに動き、努力して。でも努力し続けて潰れることもあると思うのです。

 まして、HSP気質だと、なかなか人には言えないという特質もありますね。人に伝えたとき。それは恐らくどこまでも我慢をして、もう無理だ、そんな時ではないでしょうか。

 それで、伝えた。そして、その結果何も得られなかったとき、人は絶望するのでは。そんな絶望を短いスパンで、長くてもいいけど、何度も繰り返し、経験すると、本当にほんとに、もうがんばれない。

 アラームだと思うんですよね。誰かに何かアクションを起こす。
 その裏にはもう限界だ、そんな気持ちがあるのでは。

 【小林麻央さん】

 小林麻央さんというキャスターさんが残されたことばがあって。

 好きとか嫌いとかはあるけれど、いいも悪いもない

 というもの。何事においても、それを思い出すんです。

 色々あるし、毎日辛いけど、私が友達って書いている人にはたくさんいいところがあるんです。いいも悪いもない。
 ただ、考え方とか価値観とか。

 けれど、ひとつ、恐らくですが、心に穴がぼこぼこにあくと、もう傷つく余地がないと思うんです。

 傷つく余地がないなら、もう誰かを例え悪者にしたってひとりになるしかない。人間関係では。悪者にはしていないですよ。いいところもたくさんある。

 小林麻央さんがこの発言した記事をたどりました。

 【なんでもあり!】

 ・・・癌になり発信を続けた麻央さん。
 とある日、同じく癌に罹患された方が、

 以下引用です。

 『 私も癌になり、ずっと治療をしてきたけれど、一度も泣いたことがありませんでした。でも、ご主人の会見をみて初めて、涙を流すことができました。初めて、自分自身の癌を
悲しむことができました。まおさん、ありがとう。』

 麻央さんが感じられたこと。引用です。

 『そのお手紙を頂いて、暗いことや悲しいことでだって、誰かの心にプラスでつながれる瞬間があるのだと、知りました。つまりなーんでも、なーんにもなりうるのだ、と。好きや嫌いはあるけれど、良いや悪いはない。

 だから、ただ、ただ、私は、今の自分を生きるだけで、その生き方に、良いも悪いもないのだ、と。

 前向きであることが良いことだからではなく、前向きであることが好きだから、後ろ向きな日が続いても、いつかは前向きに戻るだけ。

そんなことを思った昼下がりでした。』

 私の文章ではだめなことばかりだと思うけれど、苦しい時にも発信していいんだという、この麻央さんのメッセージがとても響きました。

 




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