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摂食障がいの克服271【オオカミ少年】

 *お休みなので、投稿は2度目です。

 『It depends』

  先ほど危うくメイクもして、スカートも履いて出かけましたが、ギリギリでよくないと帰宅して、ハーフパンツ履いています(息子のおさがり)。帰宅してもまじめに英検を流していたけど、いつものまんまるこまちさんに切り替えます。どちらにしてもまったく集中していない。

 うつ病プラスアルファ、私は摂食障がいの長い歴史とともに生きています。

 どちらかが先でも後でもないとおもいます。
 今も心の症状と闘っています。

 it dependsというのは、”~次第”、”~による”。そんなイメージです。

 非常に適当でいて、的確かと思うのですが、摂食障がいの克服とは、
 ”DEPENDS"だと思います。

 無論私も摂食障がいにおいてはほぼすべての症状を経験しているので、どの気持ちも痛いほどにわかるのです。拒食症のお米一口怖い気持ちから、例えばですが、歯医者さんにいって治療してもらって少し水分が口に流れ込む。それを飲み込むことすらこわい。それが、摂食障がいです。すべて、すべて、体重になると信じ込んでいるから。

 明日が休みだとなれば大量に食べて、意気揚々と下剤を飲んでみたりっていう気持ちもわかるし、過食嘔吐もわかる。チューイングはしたことはないけれど、わかる。過食が一番ひどいときに、ガムを噛んでいたことがあります。何の解決にもなりませんでしたが。

 後、普段拒食なのに、食べたい気持ちを抑えているので、最終的にすごい食べてしまう気持ち、すごいわかります。

 摂食障がいとは本当に複雑に絡みついた症状であるので、現在の心の負担や、体の負担、私の場合はお金の重圧などもあったかもしれない。お金と責任と。

 "it depends"ですが、なかなかひとりで克服するというのは私は厳しいと思います。

 まず、根底に孤独が根付いている症状でもある。
 絶対的信頼、自分は無条件に愛されているという場所が必要なのではないかと、私は思います。(私にはないけれど)

 恐らく、それがないと、摂食障がいという依存症は他の依存症にもすぐに結びつくと思うんです。摂食障がいは耐えがたい症状です。痩せたいのに太る行動にばかり、目が行く。痩せたいのに食べたい。何なら1万キロカロリー食べたい。理性で抑える、それがパンクした時に過食嘔吐になったり。とはいえ、過食嘔吐も嘔吐に依存するので、嘔吐のために食べるようになったりするのですが。私の場合は嘔吐という行為に依存したことはないです。あくまでも帳消し行動として依存した時期はありました。過食ではなく、普通に食べることが無理だった。普通食嘔吐という症状です。

 摂食障がいは、そんな多々ある症状が誰かの愛によって紐解かれていく作業だと思います。私は残念ながら誰もいないので一人で紐解いていったのだけれど。何年もかけて。

 でも、ふともしかして楽になれるとか、話ができるとなってしまうと、それはもう山本文緒さんの『恋愛中毒』というか、恋愛ではないのですか、しかしながら、この中毒というか過食から救われるのであれば、助けて、と。そう、私は何度も自分以外の人に自分の摂食障がいの回復の結果を委ねてきた。

 常日頃から手を差し伸べてくれる存在がいれば、本当にうれしいこと。素敵なことです。それは、真の意味において。やはり、何だかかみ合わないと暫定的に過食を抑えるということになり(つまり一緒にいるとき)、いなければまた再発となる。精神的に救われることにより、きっと過食症というか、摂食障がいは、緩和されていく症状だと、経験より思います。

 オオカミ少年ってありますよね
 オオカミが来たぞー。
 みんな大騒ぎする。
 オオカミが来たぞー、大騒ぎする。
 本当にオオカミが来た時に、誰も信用しない。

 私もいつも愛に飢えているし、いつも調子は悪い。
 でも、本当にしんどい時にはいつもひとりでいる運命なんだなーって。

 自分が悪いけれど、いつもしんどいから、誰かを頼ったりするし、
 一番しんどいときにはいつもひとりで。

 結局どうやって過食を克服するんだろう。
 今日はすごい過食欲もやってくるので、野放しなのでしょうか。
 そうすると明日の私は嬉しくない。
 自分のからだと自分の心と。

 これまでわりと、摂食障がいの弊害において、傷ついてもいるんです。
 必死にその時々の悩みに立ち向かって過食とも向き合って、じゃあ優しくしてくれたら嬉しいとは思う。過食から救ってって思う。

 あの止まらなかった過食の日々に毎日毎日、泣きながら小公女セーラみて、起きたら、ベッドの周りに過食の惨状があったとか、本当にもうみたくないから。

 だから必死になってしまう。
 そして、いつもいつも、オオカミ少年みたいに、ひとりになる、最後に。


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