アイスクリームフィーバーを観に行くまでの話
わたしが観なくてどうする。
そう思わせてくれた『アイスクリームフィーバー』が好きだ。
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千原徹也さんのことを知ったのはいまから8年弱前。大学生のときのこと。
ひょんなきっかけから『夜空は映画祭』というイベントに参加して、ティーチイベントに登壇されている千原さんのトークを聴いた。
恥ずかしい話、その当時のわたしはアートディレクターという仕事があることも知らずに参加した。
マッドマックスFRやキングスマンが公開されたあの時期、ちょうど映画をひとりで観に行くようになった。名画座にも緊張しながら飛び込んだ。
タイトルデザイン、といういままで持っていなかった視点の世界にとりあえず飛び込んでみよう!という勢いだけで参加したのを覚えている。
このイベントをきっかけにインスタをフォローして、まちなかで(あ!これは千原さんのデザインだ!)と意識するようになった。
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KISS TOKYOのフリーマガジンを手に入れてパラパラと眺めていたらフィロのスが載っていた。当時のわたしは[名前は知っているけど…]状態だったのだけど、[KISS TOKYOに載ってた!]という認識が生まれた。
わたしは一見バラバラに見えるアレコレが思わぬタイミングで繋がる瞬間が大好きなんだ…
対象に[意味付け]が繰り返されて思い入れだったり愛着に繋がっていくのかなとふと思った。
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ステイホームの頃、チャラン・ポ・ランタンのことを知って、YouTubeを観たり、ストリーミングで聴いたりするようになった。
で、インスタをフォローしてみると千原さんの投稿にももちゃん…?あれももちゃんの投稿に千原さん…?
そういえば何かと新しくインスタでフォローしたときに、既に千原さんがフォローしているときが多い。捻りのない感想だけど、毎回おもしろ!となってしまう。
新しいジャンル、界隈に興味を持ったときに(え!千原さんのこのデザイン、この方との作品だったの?!!インスタの投稿記憶にある?!もっと早い段階で知り得た界隈だったってこと?!)となったり。
もちろんそれだけ活躍の場の広い方なのは知っているつもりだったのだけど、どこにでも現れる!すごい!面白い!となってしまう。
とにかく本当にすごく広くてびっくりする。
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元V6の岡田くんのラジオ、GROWING REEDをウン年ぶりに聴いていたときにものすごく耳に残る印象的な曲が流れてきた。
唐辛子について深堀りする回で、『麻婆』のインパクトにびっくりした。(その他の選曲もレッチリだったり辛そうな曲たちだった)
吉澤嘉代子さんのことを知ったわたしは早速次の日の出勤から聴くようになった。
そこからほどなくしてチャランポのももちゃんのインスタに吉澤嘉代子さんのお名前が登場してびっくりした。
そしてアイスクリームフィーバーの主題歌が吉澤嘉代子さんだと発表されて、こんなタイミングでこんなことある??とびっくりした。
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パチリ、パチリと偶然が重なって、これは映画館に行ったほうがいいそんな予感がした。
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