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旅行記録 #01 イギリス旅行

前回の投稿でも書いたとおり、5月に1週間のイギリス旅行へ行ってきました。ロンドンを中心に、たった1週間の滞在でしたが、イギリスが好きになった旅でした。思ったこと、考えたことを忘れないうちに書き留めたいと思います。

ちなみに、滞在中は以下の場所を訪れました。


大英博物館/ナショナル・ギャラリー/テートブリテン美術館/ギルドホール美術館/ウェストミンスター寺院/タワーブリッジ/バラマーケット/ソンドハイムシアター(レミゼラブル鑑賞)/バッキンガム宮殿/オックスフォード/コッツウォルズ


1 素晴らしい街並み

イタリアへ行ったときも1番に感動しましたが、イギリスも本当に街並みが素晴らしかったです。どこも絵になる景色で、ずっと周りを見渡しながら歩いていました。

古く、豪華な装飾の建物がたくさん残っており、当たり前のように店舗として、住宅として使われていました。足場を組んでメンテナンスをしているような場面も街中でたくさん見かけました。

なぜ日本と違い、このような美しく古い街並みが残っているのか気になり、ネットで調べてみました。日本よりも災害が少ないことや、古ければ古いほど良いという価値観があるために、古い街並みが残されているとのことでした。日本とは逆で、家は築年数が古いほど、価値があるそうで、新しい建物の建築は厳しく規制されているそうです。古いものに価値を感じ、大切にするという精神には、考えさせられるなあと思いました。

2 圧倒的なアートとの距離の近さ

今回は美術館巡りが一つの目的で、3つの美術館と大英博物館を訪れました。その中で驚いたのはアートとの距離の近さです。まず、イギリスでは美術館や博物館の入場料は基本的に無料でした。募金をすることはできますが、入場料をとられることはありません。なので、チケットカウンターなどはなく、比較的コンパクトなギルドホール美術館へ行ったときには、建物に入ってすぐ絵が見えて、そのままどうぞと促されたことにとても驚きました。他の美術館でも学校の授業なのか、20人ほどの子どもたちが一つの絵の前で絵を描いていたり、キャンパスを持ってきて本格的に模写をしている人がいたりと、美術館が市民にとても身近で開かれていると感じました。

イギリスに限らず、ヨーロッパでは美術品などは市民のものという感覚があるようです。モネやゴッホなど日本でも人気のある作品や、レオナルドダヴィンチ、ボッティチェリなど、教科書に載っているような有名な作品を色んな意味で近い距離で見ることができて、とても感動しました。

3 イギリス人は親切

1週間の滞在で、しかも観光しかしていないという、限られた情報の中でですが、イギリス人はとても親切だと感じました。海外旅行は何度か行ったことがありますが、スリにあいそうになったり、アジア人差別をされたことがあったりしたので、今回も「海外」ということで、かなり気を付けておりました。

しかし、空港から電車に乗ってロンドンについて初っ端、左右を見渡す私達を見かけた駅員さんが声をかけてくれて、乗り換えの案内をしてくれたり、飲食店に入って注文方法に困っていれば、店員さんが大丈夫?と遠くからわざわざ声をかけてくれたり、しまいには、私が空港で買ったお土産を置き忘れて立ち去ろうとした際に、近くにいたマダムが忘れているよと親切に声をかけてくれました。海外でこういう親切な行為はあまり期待していなかったので、こういったイギリスの人親切がなんだか身に沁みました。

4 スマホをいじっている人が少ない!?

最後に、イギリスに滞在していて驚いたことは、スマホをいじっている人が日本より断然少ないことです。日本では電車の中はほぼ全員、街中でもスマホの画面を見ている人をよく見かけます。しかし、ロンドンの電車内では、スマホをいじっている人もいなくはなかったですが僅かで、多くの人は会話をしているか、ぼんやりと乗っている人がほとんどでした。

少し調べてみると日本の光景の方が少数派で、日本はかなりスマホ依存者が多い国のようです。自分自身も暇さえあればスマホを手に取りがりで、最近はスマホ依存ではと思っていたので、気を付けなければと思いました。


イギリス旅行を通じて感じたことはこんな感じです。やはり海外に行くとすべてのことが新鮮で、新しい視点で物事を考えられるので、とても楽しいですね。ロンドン中心に観光をしていましたが、ロンドン塔やシャーロックホームズ博物館など、行きたいところ全部は回れなかったですし、美術館や博物館も駆け足で見られなかったものもあったので、是非また行きたいなと思います。

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