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28歳で学生に戻って

5年勤めた公務員を3月で辞めて、4月から学生になった。
事務職として働いてきたけれど、何かの専門性を持って仕事がしたいとの思いが強くなったのがきっかけ。

ド文系だった人間が医療系の勉強を始めたものだから頭がパンクしそうになるし、復習が追いつかないまま次の授業が来てしまうしで泣きそうになる。
人生の選択は正しかったのだろうかと不安にもなる。

自分で選んだ道なのはわかっているけれど、それでも辛いなぁと思う時、ふとコービー•ブライアント選手の引退スピーチが頭に浮かんで、心に小さな火が灯る感覚になった。

“Those time you get up early and work hard, those time you stay up late and work hard, those time you don’t feel like working, you are too tired, you don’t wanna push through but you do it anyway. That is actually the dream. That’s the dream. That’s not destination, that’s journey.”

「早起きして一生懸命努力すること、夜遅くまで起きて一生懸命努力すること。やる気が出ない、疲れた、頑張りたくないという時も、とにかくやり遂げること。そういった時間こそが夢そのものなのだ。夢とは目的地ではなく旅路のことなんだ」

今歩んでいる道は、私にとっての旅路なのだと思う。
昨日知らなかったことを今日学んで、今日知らないことを明日学んで......の繰り返し。
日々の一歩は豆粒のように小さいけれど、4月に知らなかった知識をたくさん得ていることに気づく。

選んだ道が正解かなんて今はまだわからないけれど、この道の先にどんな景色が見えるか、しばらく進んでみたい。

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