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シンガポール勤務前に知りたかった事色々

過去話ですが、Yahooニュースで鈴木ちなみさんがシンガポールで「最初は何がどこに売ってるかわからなくて、暮らしを維持するための買い物とか食事の準備に苦労した」って書いてあったので、これ知ってたらスムーズだったなっていう事をあげていきます。誰かの役に立つかも?

ユニクロと無印良品とダイソーで死ぬほど買い物する事になる(たまに東急ハンズ)

もともと海外で働く気は無く、勤務開始が10月で急に決まったので、事前情報もなく、場所もあやふやなくらいでそのまんま出発。シンガポールは11〜2月が雨季の為、「シンガポール?常夏の国でしょ?」くらいに思っていて、10月後半の出発時にシーズン終わりで夏服も買えず、とりあえず出発したものの寒い+服無いで、結果日本でほとんど買い物しなかったユニクロで異常に買い込む事に。会社の冷房が異常に寒いので薄いダウンジャケットを持ってきてたら良かった。(ユニクロ ウルトラライトダウン コンパクトジャケットを冷房避けカーディガンですみたいな顔をしてこっそり着たかった)無印良品でお高いランドリーバスケットを買ったので、100均で大きい洗濯ネットと、ランドリーバスケット買っておけば良かった、あとサランラップも(現地スーパーで11ドルで買ったラップがへにゃへにゃで使いづらかった)。ダイソーは2ドル均一なので、荷物に余裕があれば必要な物は持ってきた方がいいかも。ドンキは帰国してから出来たので、あったらそこも死ぬほど行ってたかもしれない。

抜け毛やばい

高い家賃のコンドミニアムに住んでいたもののバスタブは無し、シャワーのみ。水資源不足のせいか一般的じゃないみたいで、知り合いの駐在妻さんが住んでいるところにはバスタブあったらしい。シンガポールの水に含まれるフッ素が適量を超えると頭皮や毛穴を詰まらせ抜け毛の原因を作る、みたいな記事を読んだけど、とにかく抜ける。後にたまたま知った「Nioxin(ナイオキシン)」シャンプー(Qoo10で購入)と、日系美容室で購入したシャワーヘッドで改善する。

CarousellとRedMartアプリをダウンロード

通販サイトはLazada、Qoo10 、Shoppee、RedMart、Carousellをダウンロードしておけば事足りると思う。Carousell(メルカリみたいにフリマ取引が出来る、不動産紹介もあり)は資格試験の教材買ったり、引っ越し時の荷物の処分にかなり役にたった。RedMart(宅配スーパー)は残業でスーパーが閉まってて(そもそもオフィス街なので近所に無い)、日本と違いコンビニにはろくな食糧がおいてなく、最初ろくな物を食べてなかったのでもっと早く使っていたら良かった。

Meetupに参加

残業だらけで時間が無く、仕事関連のネットワーキングイベントは何とか参加してた。後はMeetupのイベントとか。英語が話せたらシンガポールでは初対面から普通に友達の様にしゃべる人が多いので(英語だから日本語の様に敬語を使わなくていい分壁が無いとも言える)ふらっと時間が出来た時に行ってしゃべるのが自分には良かった。日本人向けの会も掲示板で見たけど、○○年生まれ限定、とかターゲットが絞られ過ぎで行かなかった。

服は日本の通販でまとめ買いして転送

靴、カバン、小物はCharles&Keithで買えば良いけど、服は全然買えるところが無かった、Zaraとかはあるけど。途中から在宅仕事になったので、別に何着てもいいんだろうけど、日本の通販サイトで大量にワンピース(暑いけどちょっときちんと感を出したい、ストッキングはみんな履いてないので省略)とかを購入して、転送コムで送ってもらった。転送代も高いので、事前準備出来るなら最初から服準備して船便で送った方が良い。ただ現地に実際行かないと何着たらいいか分からないかも(気温的に+周りの雰囲気的に+自分の気分的に)。

近距離旅行に行きやすい

飛行機代が安いバリ島、ベトナム、マレーシアは行ったので機会があれば行ってみたらいいかも。結構現地の人と話すと韓国行ったとか日本行ったとか、海外旅行によく行ってるイメージ。ちょっと参加したスノーボードサークルがあってわざわざ冬に日本まで行ってるらしい、室内でスノーボード出来る施設があったけどクローズしたみたい。ちなみに波がないのでサーフィン出来るところは無い(なのでバリ島に行ってた)、SUPやウィンドサーフィンは出来る。人口波のサーフィン体験施設はセントーサにあるみたい

食事

日本のカフェやレストランは色々あるけどもちろん割高。同時期に働いてた男の人で毎回大戸屋で食事してたって人がいて、そこまでするならもう国内で働いたらいいじゃんってなった(会社の命令で赴任したとかでは無い)。在宅勤務になったのでRedMartでまとめて食材を購入して適当に自炊する事が多かった。日比谷にもあるティム・ホー・ワン(添好運)や、ディンタイフォン(鼎泰豐)など点心専門店がショッピングモールに入ってたりして行きやすい。明治屋があるので高いけど日本の調味料や食材など買えるところはある。ドンキが出来たのでそちらの方が安い+便利かも。普通のスーパーにも日本のカレールーとか置いてある。

コンサートチケットが取りやすい

日本国内ほどチケット競争が激しくないせいか、日本のアーティストがシンガポール来たときは取りやすいかもしれない。観光する場所が限られてるので、暇な時はここでチケット取ってミュージカル見たりしてた。数が限られるけどたまにショッピングモールの映画館で日本の映画も上映してるので観れる。

美容院

最初ローカル美容院に行ったけど、高いし、デジパの乾かし方を自分で説明したりしたのでもう普通に日系サロンに行くようになった。多少高いかなくらいで全然日本と変わらないと思う。シンガポールの良いところは日本みたいに美意識が高くない(いい意味で)ところだ。ローカルの50代後半くらいの女の人がサンリオのキティーちゃんみたいなTシャツ来てても「暑いからTシャツ着るよね」くらいな感じで誰も変な目でみたりしないし。日本の通販で買った安い型落ちのワンピース着てても全然オシャレくらいな感じがする(気のせい?)。変なプレッシャーが無いので色々な面で楽ちんだけれども、それを快適に思って過ごした後に帰国してから逆カルチャーショックになった気もする。

以上

アメリカに留学してたので、海外といえば欧米くらいに思っていて、アジアに住むという発想は全く無かったけど、あれ?アジアって楽ちんじゃないって思った。シンガポールの中心街に住んでお金に困る生活もしてないんだからそれは楽ちんだろうって感じだけど。アメリカにいる時の様に「外国人として目立つ」事が無いので(フィラデルフィアで私以外黒人乗車率100%のバスに乗って、小さい女の子に”You are white!"って言われたり。いやwhiteじゃないですぅ~って思いつつ。いやがおうでも「人種」を意識する事になる。)外見上は中国系ローカルなので、おばさまにいきなり中国語でぺらぺらしゃべりかけられて”Sorry I don't speak Chinese”ってさえぎるのを何回もくりかえしつつも(言語交換で中国語勉強しようかと思ったけど1回した後に仕事でそんな時間はとれなくなった)、「外国人である自分」を意識する事はほとんど無かった。下手に現地の人だったら大学から何から激しい競争でノイローゼになってたかもしれない。外国人としていいとこどりして呑気に暮らすのが楽ちんだった。今違う国に住もうかと考えているのでその話もまたの機会に。





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