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紅白出場アーティストを20年前と比べて振り返る(バンドブームは去ったのか?)

またまた久々の投稿になってしまった。

本当に継続ということができない自分が悲しくなってくるが、この間仕事に加えて資格試験の追い込み等で忙しかったということで苦しい言い訳をしておきたい。

前回の投稿は11月で、気付けば今はもう師走。
師走すらも残り少なく、もう年末と言っても過言ではない時期になってしまった。

年末と言えば何だろうか。
まず第一に上がってくるのはやはり紅白歌合戦である。

これまでに音楽関連の投稿ばかりしてきたことから分かる通り、自分も音楽好きの端くれなので、いくつになっても紅白には少なからず関心がある。
正直毎年フルで見ているわけではないのだが、出演アーティストが誰なのかは当然毎年チェックしているし、大晦日にリビングでTVを見るとなればまぁ紅白だよねといったスタンスで過ごしていた。

今年も既に出演アーティストが発表され、先ほど公式サイトを見たら曲目と出演順まで公開されていた。
出演アーティストのラインナップを見て第一に感じたのが、「バンドの出演者減ったなぁ」ということだった。

バンドという体制で出演するのは紅組だと緑黄色社会だけ、白組だとSaucy Dog、King Gnu、Official髭男dismの三組、特別企画枠のTHE LAST ROCKSTARSと合わせて5組しかいない。

バンドサウンドということで言えばAimer、Superfly、Vaundy、あいみょん辺りにもその要素はあるが、聴いて楽器始めたい!と思う程に楽器のサウンドがフィーチャーされているかというと、個人的にはそこまでではないかと思っている。(当然『残響散歌』を聴いてギターカッコイイ!と思う人もいるにはいると思うけど)

紅白の捉え方は人それぞれだと思うけれども、個人的にはある程度その年の音楽の流行を反映したラインナップが出演していると考えているので、このラインナップを見た時に、「バンドの出演が減って、バンドをやろうと思う若い子はどんどん減ってしまいそうだな、、」なんて思ってしまっていた。

そこで気になって、20年前の2002年の紅白出演アーティストが誰だったかを調べてみた。
2002年に私はまだ学生で、翌年に楽器を始めたのだが、この頃はバンドシーンに勢いがあって、そりゃみんなバンドを始めるよねと思うくらいにバンドが音楽業界を席巻していたというイメージが残っている。
さぞかし紅白にもたくさんのバンドが出演していただろうと思いながら見てみた結果がこれだ。

バンド全然いないなと。

紅組だとZONEだけ、白組だとキンモクセイ、TOKIO、THE BOOM、ポルノグラフィティくらいで、今年の出演アーティストと同じでバンドとしての出演枠は5組しかいなかった。
GLAYもL'Arc〜en〜Cielももうこの年には出ていなかったのか‥

意外と今も昔も大勢は変わっていなくて、強いて言えば演歌枠の出演者が減ってボーカルダンスグループが増えたなといったところだった。

ちょっと拍子抜けしたような感じだが、まぁこれならバンドの流行り廃りにもあまり影響はないのかなと勝手に楽観視している。

個人的に今年はTHE LAST ROCKSTARSがどんなパフォーマンスをしてくれるのかが死ぬほど楽しみです。

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