OBSの色範囲、『一部と全部』の違い


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まずこちらをご覧くだしい↓

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↑ゲーム画面のスクショです。

この画面を表示させたままOBSで撮影します。

↓一部

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↓全部

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↓比較

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↓gif比較

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全部のときだけ少し違いがあるのが分かるかと思います。


NVIDIAコントロールパネルの設定を変えると結果も変わる

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先ほどの録画の結果は全て、ビデオカラー設定、フルレンジ(0~255)で設定していた場合です。

今度はビデオカラー設定を限定レンジ(16~235)に変更します。

スクショ

↑オリジナル

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↑限定レンジ+一部

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↑限定レンジ+全部

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↑比較

↓gif比較

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今度は、一部のときだけ少し違いがあるのが分かるかと思います。


「フルレンジ+一部」と「限定レンジ+全部」の組み合わせ

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スクリーンショットに近い色合いになる組み合わせというものが存在します。

それを間違えると、

オリジナルよりも明るくなったり

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オリジナルよりも暗くなったりします。

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↑フルレンジ+全部の組み合わせ。

フルレンジ+全部設定のとき、暗い部分がより強調されて、画面が暗くなりすぎることがあります。

ホラーゲーム実況のときとかにありがちですが、「画面が暗すぎて見えない。明るくしてほしい」とコメントで書かれたりします。でも実況者の方では、別に暗くなかったりします。


一方、限定レンジ+一部の組み合わせだと…

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オリジナルよりも白っぽくなります。

NVIDIAコントロールパネルとOBSの設定が初期設定の場合、おそらくこの組み合わせになっているはずです。


何が原因か分からず、気のせいで終わらせてはいないか?

「なんか、ゲームをしていたときと撮った動画を見返したときとで、色味が違う気がする…」

と思うときがあるかもしれませんが、それは気のせいではないのかもしれません。本当に別のものに、変わってしまっているのかもしれません。


最後にまとめ

オリジナルに近い色合いにするには、

限定レンジ+全部

フルレンジ+一部

に設定する必要があります。

そして、別記事での検証ですが、

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フルレンジ+一部の方がオリジナルの再現性が高いです。