うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その2

うつ病の治療開始から退職まで

さて、うつ病を投薬で治療することになったのですが、
この世の中では数多くの抗うつ薬がありまして、人によって相性の良い薬と相性が悪い薬があります。
これをどうやって確認するかというと、

とりあえず2週間薬を飲み続けて確認する。

で、2週間後の通院で、合わないと判断されれば別の薬を処方される、
というのを繰り返しました。
結局4回ぐらい薬を買えましたかね。
それでやっと今も飲んでいる薬に固定されました。

それと同時に、仕事も休職する方向で調整して貰いました。
そのとき言われたのが、
「作業引き継ぎのために1週間頑張ってくれ」
とのこと。
この1週間がきつかった。
うつの辛さと薬の副作用(まだ相性の良い薬が決まってない)のダブルパンチで、早く1週間過ぎろって思ってました。
余りにも辛すぎて弱音を吐いてると、引き継ぎ相手からブチ切れられましたね。

それで何とか休職に入ったのですが、会社からもう一つ条件があり、
「実家で療養しろ」とのことでした。
なので、東京の住まいをそのまま借り続けて、北海道の実家に戻りました。
治療の引き継ぎを行わなくちゃいけないので、見て貰える病院を探したのですが、
なにぶん、実家がど田舎なので、一番近い病院で車で1時間の街まで通ってました。
そして予約制の病院なのに待ち時間が40分ぐらいかかりました(心療内科あるある)。

そして、ど田舎なので、娯楽がありません。
なので、たまに高速バスに乗って札幌まで遊びに行ってましたね(約2時間)

そんな感じで療養していて、半年ぐらい経つと、大分体調も良くなって、「仕事したい!」って思うようになるんです。(これもうつ病あるある)
当然医者から止められました。
でもそれから2ヶ月ぐらいかかって医者の許可が下り、仕事復帰のために東京に戻ります。

とはいってもすぐに現場に戻ることができず、
「再発の可能性があるから当分の間はリハビリで時短勤務」する流れになりました。
時短勤務と言ってもまだ休職扱いになっていたようです。
会社までの交通費くらい出してくれよと思いました。

その中で部門長から衝撃的な発言が。
「お前がどれだけ迷惑かけたのか分かっているのか?」
この一言で「もうここで働くの無理」と思いました。
このあと退職届を提出し、正式に無職となりました。

と言うことで、疲れたので今回はここまで。

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自分、ぼっちですが何か? (taki-lab.site)



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