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プロトアウトスタジオの記事

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プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」のスクール生やスタッフが書いている記事です。 https://protoout.studio
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2022年5月の記事一覧

「のれんバンク」立ち上げ日記03~コンセプト動画作成でプロジェクトへの偏愛を知る~

打ち合わせが終わり、小雨のぱらつく大村湾沿いの国道を車で走り、佐世保へと向かっている。波の少ない内海の水面は、助手席の窓越しに、海と雲と霧との境目もなく、ぼんやりと白く広く光っている。 夏前を目安に、「のれんバンク」のプロトタイプ第一弾に目鼻を付けていかねば。 <まちの味の記憶を人気メニューのレシピとともにアーカイブする「のれんバンク」プロジェクトの概要についてはこちらの記事をどうぞ> ↓ 「のれんバンク」への道 ~コンセプト動画制作~ 「のれんバンク」プロジェクトでは

絵に囲まれる生活をアートレンタルで実現させる!

画家が抱える2つの課題1年半前画家に転身した妻を近くで見てきて、「自分の絵を見てもらえる機会が非常に少ない」ことに気づきました。また、展示会などで話してみると、意外にも共通の悩みを抱える画家が多くいました。その背景にある課題は2つです。 ① 出展料が高額 個展やグループ展を開催したり、自分の作品を出展すると費用がかさみます。安くて数万円/ 回、高い時は、数十万円/ 回必要になります。結果的に、メジャーになるまでは、個展やグループ展に出展出来る機会は、画家の懐事情に依存し、見

クラウドファンディングで趣味探しWebアプリを作りたい!(紹介動画作りました。)

こんにちは。 皆さんには趣味がありますか? わたしはみんなに「これが趣味です!」と言えるものがないので、 趣味が見つかるWebアプリを開発して、 クラウドファンディングしたいと思っています。 趣味がある人と私の違いを探してみた趣味をもつ友人・SNSを観察してみると、 ・1つのことを継続している。 (小さいことからコツコツ実施している) ・趣味を楽しむ期間があいても、Instagramのストーリーや 趣味用のSNSアカウントに記録していて継続していることがわかるようになって

造りたいモノ、創りたい世界

人間が、今よりもほんの少し豊かになるように今、私には創りたいモノがある。 それは、「人間に同調する人工樹"シンクロツリー"」。 ハードウェアで作る、要はロボットの木だ。 子供の頃から感じていた、「万物は全てつながっていて、全ては影響しあっている。人間も他の動物も、昆虫も植物も、水や土も、全ては同じ。」という想いや感覚と、そこから来る穏やかな安心感を皆が体感できる形で表現したくて、私はこの「ロボットの木」の企画を半年前から温め、さらに言うとこのテーマの表現を手を変え品を変え十数