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「谷川岳」- 有給使って日帰り登山

会社の夏季休暇を使って、日本百名山「谷川岳」に行ってきました🏔

谷川岳 - 都心から日帰り可能な大パノラマ

日本百名山の1つで、群馬と新潟の県境に位置します。
山頂は二峰に分かれていて、それぞれトマの耳(標高1,963m)とオキの耳(標高1,977m)と呼ばれます。

<良いところ>
アクセス良好:今回紹介する天神尾根のルートは、都心から日帰りでの山頂アタックも充分可能です。早い時間の新幹線で向かえば、あまり遅い時間になる前に戻ってこれると思います。
スタートから絶景:山麓からはロープウェイで標高1,300m地点まで一気にアプローチ出来るので、眺めの良いところから登山を開始できるのも非常に良い点です。

<悪いところ>
天候が不安定:日本海側、太平洋側の空気に板挟みされるこの山は、天候の変化が非常に激しいです。この為、以前は遭難者の数も非常に多く、1つの山での死亡者数でギネス世界記録に記載されているそう。

ということで、しっかりと装備を揃えて天候条件を見極めれば、手軽に絶景を楽しめるので是非行ってみてください!

では、早速登山の記録です。

登頂記録 - 天神尾根ルート

(@7:50) 大宮から上越新幹線で1時間弱、「上毛(じょうもう)高原駅」に到着しました。

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駅に到着したら、改札を出てすぐのインフォメーションセンターで「路線バス+谷川岳ロープウェイセット割引券」を購入します。バスとロープウェイの往復料金が対象で、600円くらい安くなりました。

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1番乗り場のバス停で待機、しかし良い天気。どうした雨男。

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(@8:50) バスで揺られること45分、麓のロープウェイ駅に到着します。ここから更にロープウェイで15分、登山口を目指します。

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(@9:15) 登山口に着きました。この時点でかなり良い景色。目指すべき山頂も目視できました。それではいざ登山スタート。

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序盤は「比較的」緩やかな登りが続きます。登り初めてすぐのススキが綺麗です🌾

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舗装されている箇所もありますが

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ちっちゃな岩場もあります。この時点で抵抗のある方は引き返した方が良いかも…

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(@9:45) そうこうしているうちに、最初の休憩ポイント「熊穴沢避難所」に到着。ここまでは自分のペースでスムーズに上がれました、体力的にもまだ大丈夫。
ちなみに登山ルート全4kmのうち、既に半分の2キロ進んだようですが、ここからが本番。

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少し進んだところから、すぐに急登が始まります。岩肌を掴んで支えに登るので、グローブがあった方が良いかもしれません。

ちなみに岩場に入ると人の流れが悪くなるので、ペースを巻いて登るつもりの方は要注意!まわりの安全にも配慮して、ゆっくり余裕を持って登りましょう。平日でも結構登山者多いです😮

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@10:15) 最初の休憩所からちょうど30分程度、随分見晴らしが良くなって来ました。ちなみにこの辺りで2つ目の休憩所「天狗の留まり場」という岩場があります。

また、登山道には色々と花が咲いてました💐
谷川岳HPに書いてあったホソバヒナウスユキソウは見つからず…

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①シシウド

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②ヤマハハコ:山地帯に咲く花で、春の七草「ハハコグサ」に似ていることから命名されたそう。

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出典:日本薬学会HP ,ハハコグサ。…似てるか?

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③トリカブト☠️:植物界最強の毒花です。含まれるアコニチンという成分は2-6mgの摂取で致死量となるそう、要注意。

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(@11:00) 1つ目の峰、トマの耳に到着!1時間半くらいでした。大パノラマ!

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登ってきた道、とても綺麗な稜線⛰

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(@11:15) 2つ目の峰オキの耳に到着!登頂時の写真を撮り忘れていたので、山頂を遠くから写した写真を代わりに…
ちなみに山頂ですが、羽蟻?羽虫?が沢山いて大変でした。ご飯を山頂で食べようと計画されている方は、腹を括ってください。笑

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私は気にせずカップ麺を頂きました。鋼のメンタル。
食後はコーヒーも頂きました☕️

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(@12:00) お腹もいっぱいになったので、支度を整えて下山開始です。帰り際にニ峰を撮影、まさに「耳二つ」

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行きに登った急登は、もちろん帰りは絶壁として襲ってきます😨
ゆっくり怪我のないよう降りましょう


(@13:30) 無事ロープウェイ乗り場に戻ってきました。ということで、約4時間の行程でした。お疲れ様でした。

<余談>
谷川岳といえば、大河ドラマ青天を衝けのロケ地にもなっていて、吉沢亮さんも登ってましたね!

勢は青天を衝きて臂(ひじ)を攘(まくり)て躋(のぼ)り
気は白雲を穿(うがち)て手に唾して征く

ということで捲る臂はなかったけれども

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ちゃんと青天は衝いてきました✊大河ドラマファンの皆様も是非。

以上、日帰りでしたが非常に良いリフレッシュになりました。
皆さん登山時の参考にしていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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