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ビジネス本を中心に読んだ本の備忘録📖 たまにIT関連の投稿など、学んだことのアウトプットに現れます💻 <マガジン> ・読書:小説、ビジネス本など ・Office 365活用術:現在Power Apps, Automateがメインです

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元塾講師が思う「勉強の価値」

森博嗣さん著の「勉強の価値」を読みました。 今回は本の内容に触れつつ、私見も交えて投稿します。 0. ちょっと自己紹介&プロローグ大学生の時、アルバイトで個別指導塾の先生をしていました。優秀な生徒さん達に恵まれたおかげですが、成績向上率全国トップ10なんかにも選んでいただけるくらいには真摯に打ち込んでいたつもりです。 その当時、生徒に聞かれた質問の数ナンバーワンがこちら 「どうして勉強しなくちゃいけないの?」 結論は当時と変わりませんが、森先生の力も借りつつ自身の意見

    • 部下が読む「リーダーの仮面」

      「なんと、約半年ぶりのnote執筆となりました😯」と投稿してからはや一年半。リハビリを兼ねて読書感想文です。 今回は、安藤 広大さん著の「リーダーの仮面 -「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法」を読みました。カギカッコ多い。 注力すべき「5つのポイント」いちサラリーマンの語彙で解説すると曲解されそうですが、本著は組織運営に関して、いわゆる「ドライ」な手法を取ることを選択しています。外資系の会社によくある、成果主義的な書きっぷりです。 その中で、リー

      • 働きすぎで崩れた私生活を振り返る「LIFE SHIFT」

        なんと、約半年ぶりのnote執筆となりました😯 今回は、リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット著の「LIFE SHIFT - 100年時代の人生戦略」で読んだ内容を交えつつ、自戒を込めて一筆認めようと思います。 マルチステージの人生を生きるこの本は、長寿命化に伴い、いわゆるこれまでの「3ステージ型」の人生設計が崩壊してきているという書き出しで始まります。 ※3ステージ・・・「教育 ⇒ 仕事 ⇒ 引退」 では、崩壊後に70 - 80歳まで働くことが当たり前となり、

        • 炎上案件との付き合い方「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント 」

          山口周さん著の「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント」を読みました。 プロジェクトは始まる前にすべてが決まる上手くまわっていない炎上案件に途中から巻き込まれると、「なんでこんなことになってんだよ…」と思う方がほとんどかと思います。 そう…貴様は… 個人的には「炎上案件≠ミスのあった案件」と解釈しています。 というのも、一切火種の無いプロジェクトなんてものは無くて。 組織として、火が付いても直ぐに消せる管理体制が、しっかりと敷かれていることが重要なのかと。

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          「トヨタの片付け」で自宅と共有フォルダを整える

          ㈱OJTソリューションズの「トヨタの片付け」について紹介します。 結論、読んだそのままの意味で飲み込んで、 オフィスや個人デスクのモノの配置を見直そうといった活かし方は、個人的にはあまり縁が無さそう… 職種的な理由もあるけれど、そもそも昨今の情勢的に出社自体が少ない。 プリントアウトしまくって机の上が書類だらけ!といったシチュエーションには基本ならない(むしろ出社しないのでデスクまっさら) ただし手ぶらで帰る訳にも行かないので、文中紹介されていた項目について自分なりの強

          「トヨタの片付け」で自宅と共有フォルダを整える

          「現場力を鍛える『強い現場』をつくる7つの条件」

          遠藤 功さん著の「現場力を鍛える『強い現場』をつくる7つの条件」を読んで、 製造業の若造が勉強になったことを記録します。 5%の核人材になれあなたが「業務標準化」だとか「業務効率改善」などと唱える時、それをただのイベント的な「お祭り」として終わらせてしまっていないだろうか? 組織の改善を試みる際に重要なことは、 それを一過性のものとせずに持続可能なものとすることである。 現場が主体性を持って課題を自ら発見し、 それを日々カイゼンし続ける仕組みを作ることが最終的な「業務改

          「現場力を鍛える『強い現場』をつくる7つの条件」

          Oisixのおためしセットが半端なかった話 - 「家事こそ、最強のビジネストレーニングである」

          在宅勤務にも慣れてきて、最近は少しの家事なら気分転換も兼ねて無理なくこなせるようになってきました。 とはいえただこなすのは勿体なく、折角なら何かしら仕事に活かそうという社畜精神に基づき、堀 宏史さん著の「家事こそ、最強のビジネストレーニングである」を読みました。 結論、正直求めていた内容とは違ったかなぁ… 個人的には、仕事の要領を上げるために、こういう思考法や段取りで家事を進めると良いですよ的な本を探していました。 しかしこの本の主題(私感)は、「家事のやる気がない人

          Oisixのおためしセットが半端なかった話 - 「家事こそ、最強のビジネストレーニングである」

          コスパ最強!メルカリ読書術

          ※メルカリでは営利目的の転売は禁止されています。購入した金額より著しく高い金額での販売は控えましょう。 今日はちょうど1年前くらいから始めた、 私の金欠読書術について纏めます。 きっかけはnoteの投稿からことの発端は以下の記事。 noteをはじめて間もないタイミングでこの記事に巡り会えたことは本当にラッキーでした。 投稿者の方にこの場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m 内容を一部引用させていただきます。 なるほどと思って年末の断捨離用にインストールしたメルカリを

          コスパ最強!メルカリ読書術

          腸がととのう酢キャベツの作り方「自力で免疫力を上げる腸の強化書 決定版」

          前回から続けて、藤田紘一郎さんの本を紹介します。 今回読んだのは「自力で免疫力を上げる腸の強化書決定版」という本です。 年末年始の空いた時間で、お義母さんからお借りした腸活本を読みきって年始のご挨拶に備えねば!! ということで、皆さま義理の息子の備忘録ですがどうぞお付き合いください。 この本では、ウイルスに負けない腸の活性法ということで、各見開き1ページ分のトピックを計46つ扱っています。 今回はそのうち一番印象的というか、実生活で馴染みのあるものを紹介します。 毎日

          腸がととのう酢キャベツの作り方「自力で免疫力を上げる腸の強化書 決定版」

          日本人の〇〇が減っている話、「腸内革命 - 腸は、第二の脳である」

          「寄生虫博士」として知られる東京医科歯科大名誉教授、藤田紘一郎著の「腸内革命」を紹介します。 20代も残り僅かとなってきたので、これからのストレス社会を健康で生き抜く為にも、「第2の脳」とも呼ばれる腸のことはしっかり勉強しようということでいざ本題です。 幸せ物質「セロトニン」を増やそう我々が幸せを感じるとき、その幸せは脳内にある「セロトニン」や「ドーパミン」といった物質に由来します。 このうち、幸せ物質とも呼ばれる「セロトニン」は、食物の中に含まれる「トリプトファン」と

          日本人の〇〇が減っている話、「腸内革命 - 腸は、第二の脳である」

          「トヨタ生産方式-脱規模の経営を目指して」

          大野耐一著「トヨタ生産方式-脱規模の経営をめざして」について、その関連情報を交え紹介します。 発明王とその息子が掲げたトヨタの源流日本が世界に誇る自動車メーカ「トヨタ」ですが、そのルーツは1人の発明王「豊田佐吉」という方に遡ります。 農家の出である彼は、村で使われている手機を見て、その能率改善を試みます。 そして彼は、長男の喜一郎(トヨタ自動車㈱の創業者)と共に、苦労の末に自動織機を完成させます。 ちなみに、このとき創業された㈱豊田自動織機製作所(現在の㈱豊田自動織機

          「トヨタ生産方式-脱規模の経営を目指して」

          「DXの思考法」ダイセル式から学ぶ製造業のDX

          「上がってから下がる」ということ この本はいわゆる日本的なデジタルトランスフォーメーション、ハンコをやめようとかリモート会議をしようとかいったコンテンを扱う本ではない。勿論そのためにpythonだVBAだというものでも無いので、それらを期待する方々は要注意です。 なぜか。それはひとえにデジタル化のロジックは「具体でなく抽象」にあるから。本の中で繰り返し語られることの中で、個人的なキーワードは下記。 デジタライゼーションというと、目の前の課題に対してこんなITツールを使え

          「DXの思考法」ダイセル式から学ぶ製造業のDX

          情報化社会における正しい学び方 - 「インプット大全」

          今年の夏に書いた記事にて、樺沢紫苑さん著 「アウトプット大全」を紹介しました。 今回はその続編、「インプット大全」について紹介します。 インプットといえば、大学院までの学校教育?を通してそこそこ実践してきた自負もありましたが、それでも本著に目を通してはっとする内容はかなり多く感じました。 インプットに関するトピックを広範囲に渡って網羅している本著ですが、個人的には以下の観点について、言語化された情報をまとめて入手できたのが大きな収穫でした。 ほしい情報といらない情報の

          情報化社会における正しい学び方 - 「インプット大全」

          「博士の愛した数式」課題図書を読み返して

          「人生を変えた一冊」とか、「おすすめ本100冊」といった特集をよく見かけますが、自分なら 間違いなくこの本を挙げます。 過去記事をご覧頂いた方には諄いようですが、 30年弱しか生きていない若輩の人モットー↓ という、この価値観を形成するにあたって、 非常に意味の大きな一冊だったと感じます。 初めてこの本を読んだのは小学生の時。 夏休みの課題図書として、何気なく選んだ一冊でした。 当時書いた感想文は保管していませんでしたが、それでも下記の一文は鮮明に覚えています。 私は

          「博士の愛した数式」課題図書を読み返して

          出張先さんぽのすすめ@静岡駅

          職場の上司から、かつて出張時にこう言われたことがあります。 自分の気分次第で、出張先に早く着いて近く散策するとかでも全然良いよ。近所を見てまわっておけば、お客さんとの話のネタになるかもしれないし。 周囲の方々に恵まれる才能に関しては、 ありがたいことにかなり自負していましたが、 この方の器量には日々驚かされます。 私もこうなりたい… ということで性格の悪い部下は、 揚げ足取りのように鵜呑みにして、 毎度早くに現地入りし、 お散歩を繰り返しております。 あ、もちろん勤務時

          出張先さんぽのすすめ@静岡駅

          「四季 冬」森ミステリーを振り返って

          森博嗣さんの四季シリーズ最終作、「四季 冬」を紹介します。 前の3作と比較して、詩的な要素が強い一冊でした。 森作品に馴染みのある方はよくご存知かもしれませんが、パラっとページをめくってすぐに目につく1行の文字数の少なさ。そこで展開されるスピーディな、心情・瞬間の描写。 この記述が多く、森先生の表現方法が好きな方は楽しい一冊と思います。 そして、天才真賀田四季の頭の中を直接覗き込んだような感覚。。。 全体的に抽象的な印象が強く、各章バラバラの時間軸で展開される話を含め

          「四季 冬」森ミステリーを振り返って