私の好みモロ見え

10年前にはマンガがギッシリ入った本棚だった。
その重みはスッカリ軽減され、今残るマンガは両手に収まるだけ。

・日高ショーコさんの「初恋のあとさき」
(10年前に高校生時代に置いてきた初恋を偶然の再会からまた始め直す、男性同士の恋愛マンガ)
・さつま揚げさんの「同棲生活」
(在宅業と会社員の女性同士の恋人たちが送る、お家での柔らかな日々を1ページ完結マンガ)
・青山剛昌さんの「まじっく快斗」
(名探偵コナンでも人気な怪盗キッドが主役の、マジシャンが魅せる鮮やかな義賊怪盗のマンガ)


今となっては小説を始めとする文章を読むことを趣味にできたおかげで、本といえば小説と自分の意識を変換した。
紙の本はマンガ以上に質量があり、なかなか本棚に取り揃えることも少なくはなった。
この文章のようにスマホやタブレットの中に控えることが多い時流だ。
今回は物理的な本棚の紹介をさせていただく。

・アイザック・アシモフさんの「黒後家蜘蛛の会」
(私の最も大好きな探偵給仕ヘンリーが会話のみの情報で解き明かす安楽椅子探偵物短編小説)
「ファウンデーション」
(地球以外の惑星で人間が住めるようななった世界でも争いは絶えない。銀河を股に掛けた帝国の存続をかけた小説)
・エラリイ・クイーンさんの「ダブル・ダブル」
(探偵エラリイ・クイーンのライツヴィルシリーズ。近年新訳版がぞくぞくと出ている)
・ハワード・フィリップス・ラヴクラフトさんの「狂気の山脈にて クトゥルー神話傑作選」
(TRPGなどでよく名前は見るが小説はどうなのだろう?と読むが、ホラーやサスペンスが苦手だったことをつくづく思い知らされた)
・ダン・ブラウンさんの「ダ・ヴィンチ・コード」
(言わずと知れた有名小説。発売当時に読み賛否出るよこれ…と畏怖した記憶が強い)
「天使と悪魔」
(ラングドン教授シリーズのスタート。最新技術と脈々と続く宗教が織り成すミステリ)
・来栖夏芽さんの「人外教室の人間嫌い先生」
(にじさんじ所属vtuber来栖夏芽さんの初のライトノベル。お題を同僚からもらったり、キャラクターの動きなど読みやすく面白い小説)

ミステリとSFを好物とし、同性愛の作品をも嗜み、Vtuberに惹かれている私の嗜好がモロ見えな私の本棚。

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