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妊娠初期、もらって嬉しかった言葉5選|妊娠15週

妊娠初期も残すところあと2日になった。
この間、予定通り引っ越し・結婚式・転職を無事クリアし、体調もだいぶ落ち着いてきた。

フィジカル面は比較的順調だったものの、メンタル面は結構不調な日もあった。
特に10週目ごろまでは、妊娠したことを受け入れられなかったり、子育てに対する不安が爆発してしまったり、ジムにも行けず酒も飲めずストレス解消の方法がない息苦しさを感じたり、体や頭が自分のものではなくお腹の中の子や誕生を待つ家族のものになってしまったような感覚がしたりと、とても苦しかった。

そんな時に、家族や親しい人にもらって救われた言葉をまとめたいと思う。

そりゃ、戸惑っちゃうよねぇ。(by.ジム友)

数年通っていたジムで仲良くなったお姉さんからもらった言葉。
年始の挨拶と共に「最近お互い忙しくて会わないねー」というメッセージをいただき、私から妊娠を伝えた。

たまたまクリニックで妊娠確定した直後にやりとりしていたこともあり、不安と戸惑いと緊張と、ごちゃ混ぜの気持ちだったタイミングでもらったメッセージは、手放しのおめでとうよりも、「戸惑っちゃうよね」という寄り添いの言葉がとてもとても嬉しくて、安心した。
妊娠したことを素直に喜べず戸惑いを浮かべる自分を責めていた時期に、この言葉にすごくすごく救われた。

よかったじゃないですか!そんなこともあるんだなぁ(by.社長)

妊娠判明から約2週間後、まだ転職前だが社長には伝えようと思い、今後の仕事上の計画とともに相談をした。
社長は私と同い年の女性。キャリア経験が近いこともあり、飲みにいく仲にもなっていた。
とはいえ、「転職前に妊娠報告って…クビになることはなくても入社前からかなり迷惑だよな」とかなり不安だった。妊娠判明直後、真っ先に不安だったのは仕事のことだ。

「どうやって伝えよう、どうやってやる気を見せよう…」と緊張していた中、離婚・再婚ののち妊娠した私を素直にお祝いしてくれて、「相性ってあるんですねぇ!」と明るく話してくれたのが嬉しかった。
まだ他の同僚には妊娠について伝えていないけれど、現地仕事が発生する時には社長が気を使って根回しをしてくれていて、本当に本当に助かっている。

ま、みんなで楽しく子育てやろ!(by.妹)

私の妊娠を知って、妹がLINEで送ってくれた言葉。
保育士有資格者であり子どもに関わる仕事をしている妹に、私が半分冗談半分本気で「いつでも預けさせてね」と言ったあと、予想以上に嬉しい言葉をくれた。

「いつでもウェルカムだよ」「変に子育てに自信があるより、よっぽど良いよ」「まみんなで楽しく子育てやろ!」

数ヶ月後に迫り来る子育てが本当に本当に不安で、「子どもが苦手な私が子どもを産んでも育てられないのでは…」と深く落ち込んでいた時に、「自信がなくてもいい」「みんなでやろう」と言ってくれたことがすごく嬉しかった。

のぞみの気持ちが落ち込んでないか、心配だったんだよ(by.父)

妊娠がわかってから初めて両親と食事をした日に父からもらった言葉。
実両親には大げさな妊娠報告はせず、用事のついでに母に話しただけだったので、父には2週間程度会わずにその日を迎えていた。

その間、LINEで連絡はもらっていたけれど、父は終始お腹の子よりも私自身を心配してくれている。
自分の頭や体が自分のものでなくなっていく感覚がとても辛かった時期、変わらず私を心配してくれていることが何よりも嬉しかった。

一緒に禁酒する!(by.夫)

夫には、たくさん寄り添ってもらってたくさん救いの言葉をもらっている。
私は不安や戸惑いで泣きながら爆発してしまっても、適度なあいづちを打ちながら話を聞いてくれている。

行動は裏切らない、というけれど夫はまさにその通り。
私以上に酒好きかつ大酒飲みの夫が、妊娠判明直後に「一緒に禁酒する!」と言い、現時点でも全く飲んでいない。私の父や義父に促されても絶対に飲まないし、お客さんにいただいたお酒も栓をあけずに棚の奥にしまっている。

検診にも毎回付き添ってくれているし、私以上に妊娠出産情報に興味を持ち、すでに保育園の情報を調べてくれている。とっても頼もしい。
彼と一緒にお酒を解禁できる日がとても待ち遠しい。たぶん2人とも飲みながら泣くでしょう。笑

挙げた言葉以外にも、いつも気遣ってくださる義両親、なんだかんだサポートしてくれる母、変わらず接してくれる親友、ブライダルサロンの担当の方やネイリストさん…など周りの方々に支えられて、なんとか妊娠初期を乗り切ることができた。

子どもへの苦手意識、前夫との妊活での苦い記憶…などから、妊娠を素直に喜べなかった上、妊娠に伴う制限とこれからの不安で押しつぶされていた私にとっての救われた言葉たち。
母になる喜びを全身で感じている方には当てはまらないかもしれないけれど、周囲に妊娠した方がいればぜひ、その人を妊婦や母ではなくその人のまま受け入れて接し続けてほしいと、私は思います。