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麻雀最強戦女流プロ読者アンケート結果に思うこと


前回投稿のnoteが予想を遥かに上回る反響で、
浅井裕介pや関翔太郎pといったMトーナメント参加プロからも反応をいただきました。
必死に情報をかき集めて書いた故に一部間違っていた箇所もあったりしたものの、
それでもこれだけの反響をいただいたことは自分にとっても自信になりました。

というわけで今後は、今までよりも頻度を上げてnoteを書いていこうと思います。
ただ、普段は会社員やってる自分が貴重な休日の時間を割いて書くだけに、
さすがにそろそろ対価がほしいなと思ってきたため、
今後はどうしても見てもらいたい内容以外は有料にしていこうと思っております。
興味のない方、購入してまで…という方は無理に読んでいただかなくても構いませんので。
購入いただける皆様は宜しくお願い致します。




今回の話題は麻雀最強戦女流プロ読者アンケートについて。

事の発端は3月22日の近代麻雀ノートでの発表だった。

要約すると、ABEMAで放送される麻雀最強戦の予選の1枠を近代麻雀についてくるハガキによる投票で決めますよ、というものだ。

この発表を見て真っ先に思い浮かんだのはAKB48の選抜総選挙だったのだが、
選抜総選挙がCD付属の投票券についているシリアルナンバーを特設サイトから入力して投票する、いわゆるデジタルでの投票なのに対し、
近代麻雀はハガキでというアナログのど真ん中の手法だったのに大きな衝撃を受けた。
近年はキンマWebだとか、それこそ近代麻雀ノートとかやってる中で、そこはハガキなのかと。

ちなみに、勘がいい方は既に察しているとは思うが、
AKB48の選抜総選挙というのは、人気投票の皮を被ったCDの販促戦略でもある。
実際、選抜総選挙の投票券封入の対象となったシングルCDの大半はミリオンセラーを記録し、
200万枚に迫るAKB48史上最多売上を記録した「さよならクロール」は、指原莉乃が初めて1位となった2013年の第5回選抜総選挙の対象シングルである。

今回の近代麻雀の女流プロ読者アンケートも、早い話が近代麻雀の販促というのが主たる目的である。
既にAKB48もやめてしまった手法を令和になって堂々と持ち出してきたのだ。
当然、各所から非難の声は挙がったが、それでも取りやめなどしなかった。
そもそも、そんな声に怯むようなら初めからやろうとしてないだろうし。

そして先日、その投票結果がYouTubeでの生配信にて発表された。
まさに真裏で「IKUSA」の準決勝最終日が行われているという最悪のタイミングではあったのだが。

サムネにもしているが、1位は1637票を集めた日本プロ麻雀協会(以下協会)の篠原冴美pだった。

篠原pの1位獲得という結果は至極順当だと感じている。
元々はグラビアアイドルとして活動を開始し、Twitterフォロワー数は12万人超え。
2017年に協会に入会し、近年では伊達朱里紗p菅原千瑛pが参加したRTD Girls Tournament 2021で3位(8人中)となるなど、
プロ雀士としても徐々に存在を示してきたところだっただけに、
開始時点から本命候補の一角ではあった。
一部で投票に関する手法にやっかみの声も挙がっていたものの、
長年の活動で築き上げてきた人気やファンとの絆が最終的には実を結んだ形となった。
7月開催の麻雀最強戦予選では、ファイナル進出確率8分の1の中でどれだけ爪痕を残す闘いができるのか今から楽しみで仕方ない。


一方で、この最終結果に至るまでには紆余曲折があり、
その過程の中で、そして最終結果を受けて思うところがいくつもあった。
今回はその辺りをいろいろ書いていこうと思う。


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