きむらのサッカー人生～中学生編③

怪我を乗り越えて

完全復活したのは8月末頃でした。関東2部リーグの後期にはメンバー入りし、復帰して初めての公式戦は鹿島アントラーズノルテ戦、センターバックで先発フル出場しました。この時には左肩の恐怖心も全く無く久しぶりの公式戦、思いっきりサッカーしました。後半の最後に先制し、勝利しました。そこからのリーグ戦は試合に出続けることができました。

※復帰から高円宮杯までの間に進路が決まるわけですが、先に高円宮杯の話します。
進路については中学生・進路編①で話します。

全国大会に出る次のチャンスは、高円宮杯です。関東リーグに所属していたため、トーナメント戦からの参戦でした。関東からは、関東リーグ1部から上位4チーム、またトーナメント戦を勝ち抜いた3チームの、計7チームが全国大会に出場できます。関東1部リーグの5位以下のチーム、2部リーグのチーム、また県リーグ以下から予選を勝ち抜いたチームで全国大会出場権を争う関東大会が行われます。
グランデは東松山ペレーニア、東急レイエスを倒し、準決勝ではジェフ千葉にPK戦で勝利しました。決勝戦の相手は、関東2部リーグでは1勝1分の相性のいい湘南ベルマーレでした。私は準決勝までスタメン出場しましたが、全国大会への決定戦である決勝戦はベンチで、出場はありませんでした。グランデは先制しましたが、2点とられ、逆転負けしました。
※湘南ベルマーレは、関東リーグで勝ち越してる相手でしたが、リーグ戦の時より全体的に運動量が多く、かなり強くなってました。

クラブユース、高円宮杯ともに全国出場は果たせませんでした。リーグ戦は史上最高である3位でしたが惜しくも関東リーグ1部への昇格はなせませんでした。関東2部リーグは鹿島アントラーズつくばが独走、横浜FCと勝ち点1差で3位でした。