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新NISAはこの9本から選びなさい

本日はこの本の感想を

新NISAもさることながら、本の読み方、情報取捨についても言及したいと思う。

新NISAで買いたい銘柄

本書では、具体的な銘柄が9本紹介されていた。その中には王道である「オルカン」も含まれており、最適解と言える銘柄もあった。一方で、この銘柄は無いだろうと思うのもあった。
セゾンのアクティブファンドを推していたのが印象的である。

なぜその銘柄を勧めている?

もちろん基本的には、その銘柄がおすすめだから。という趣旨になると思うが、著者は、セゾンの創業者であり、自社の商品、自分が得意なジャンルの商品を勧めるのは当然である。

楽天証券の社員は楽天証券の商品を勧めるし
三菱UFJの社員は三菱UFJの投資信託を勧める。

本書がそうという訳ではないのだが、このような本はポジショントークになりがちである。

「なぜこの人がこの商品を勧めているか」

という視点は常に持つようにしたい。

どの様に情報を集める?

その分野に全く詳しくないのであれば、その分野の本を3冊は読むべきである。もし3冊に共通して書いてある情報なのであれば、その情報は信憑性が高いと考えて良いという判断が出来る。この場合の3冊は、異なる立場の著者を選択することが重要である。

結局買いたい銘柄

もちろんこの本に書いている9銘柄を買ってもよいが、妄信することは危険である。新NISAに関する書籍は、大量に出版されている。
他の人の意見を取り入れる事も重要である。

私は迷ったのであれば、「eMAXIS slim オールカントリー」
に全額を突っ込んでいいと考えている。

デメリットがあるのも当然理解しているが、それも含めて「オルカン」を推したい。

オルカンのメリット

・圧倒的に楽、投資判断に迷わない
・債券、REIT、ゴールド、仮想通貨が間接的にすべて含まれている
・空いた時間は事業に回せばよい

こんなところである。

もちろん私は「オルカン」が自分に合っているというだけの話なので、S&P500がいい人もいれば、個別株がいい人もいるだろう。

情報を仕入れた上で、自分の判断基準を養うクセをつけて欲しい。

ではまた。

より良質な記事を書ける様に頑張ります! 皆さんがリタイアに近づけますように。