3000円の使い方
この本のタイトルを読んで、マネー啓発本だと思った。
だが実際は日常のライフイベントで想定しうるお金についての価値観や倫理観などが描かれるストーリー展開で、内容自体は明るいが考えさせられる事が多くあった。
例えば結婚相手について
年収1000万の会社員Aと
借金100万のフリーターのB
この2人を同じくらい好きだとする。
現実にはAを選ぶだろう。
仮にその後Aが会社をクビになったらどうだろう。
Bに借金がなくなったらどうだろう。
ここでやっとAとBをフラットに評価する事ができる。
もちろんお金を持っている人は魅力的な人が多い。
魅力的であるが故に出世できているかもしれないし、お金が集まってくるのかもしれない。
もし結婚相手がお金もちだったとして、その人が一文無しになっても好きでいられるだろうか。
答えがNOなら、あなたは相手ではなくお金に魅力を感じている事になる。
もちろん現実に結婚生活を送っていくにはお金が必要になる。
しかし相手に感じている魅力がお金なのか、その人が好きなのかは胸に手を当てて考えてみよう。
医者がモテるなんて話はよく聞くが、医者がフリーターになっても同様なのだろうか。そうでないならば、魅力はお金になる。
お金で得た魅力は、お金を失うとなくなってしまうなら
お金じゃない魅力を磨いていく事が重要かもしれない。
婚活をしているすべての人に当てはまると思う。
相手が一文無しになっても好きでいられるか。
金の切れ目は縁の切れ目なんて言ったりする。
お金と結婚。せめて金銭の価値観は一致していた方が良さそう。
ではまた。
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