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独身OL、家を買いました|きっかけ編

最近、マイホームを買いました。わりと周りに家を買おうかなと思っている人が多いなと感じたのと、自分が購入をする時に、(詐欺まがいな情報が多く)信頼できる情報が少ないと感じたので、誰かの役に立てばいいなと思い、記録に残すことにしました。

家を買おうと思ったきっかけは、「ワンルーム投資」の営業

コロナ禍で最近一段と増えているというワンルーム投資。かく言う私も、コロナ禍で時間ができ、彼氏と同棲を始めたことで独身貴族な遊び方を卒業して将来のこととか考えなきゃなあと思っていて、友人の紹介などで5社くらいからワンルーム投資の営業を受けました。

どの会社の営業マンも口がすごく巧みで、以前営業職だった私は、「月末だから焦ってるんだろうな〜」とか「私はBヨミくらいかな」とか、しょうもないことを考えながら話を聞いてました。笑

最初は、まずは話を聞いてみよう、と思って繋いでもらっていたのが、次第に不動産という領域に興味を持ち始める…。ただ、上述した営業マンの話は、上手く出来すぎているように感じていました。実際に、2回目のアポで微妙な物件を提案され、「今日即決してください」と判断を迫られ、断ると3時間くらい部屋から出してもらえない、という恐怖の体験もしました泣

「投資」と言いつつも、毎月の収支はマイナス、そして老後という時間軸が長すぎる話をうまく想像出来ずにいました。4,000万円という27年間で一番高い買い物をするのだから、自分でよく理解し知った上で、判断をしようと思い、情報収集を開始。

本なども読んだものの、著者による考え方の偏りがあったり、そもそも基礎知識がないため、なかなか入ってこず、収集手段を軽い気持ちで毎日見れる、Instagramに切り替えました。

Instagramでもともとフォローをしていたセカニチさん(@sekanichi_)経由で、Jeremyさん(@jeremy)、香織さん(@ol_buys_2ldk)、ヨシヒサさん(@mac10log)などをフォローし、不動産に関する発信を何度も何度も読みました。ストーリーのハイライトや過去の投稿は、4周くらいした。(1回じゃすぐに覚えられないというだけ)

結論、これらの方々は素人のワンルーム投資は反対派の考え方を持っており、私も自分なりに勉強をして、購入を辞めることにしました。

ワンルーム投資を勧めない理由は、特にJeremyさんのストーリーハイライトにまとまっているので、それを見てもらうのが手っ取り早いと思いますが、簡単に言うと詐欺が横行している世界であり、素人には難しい領域であること。不動産の知識がないサラリーマン(特に大手企業に勤務)に対して、営業マンが節税やら保険の代わり、やらで営業トークをしてきますが、買った瞬間に損をしている、という物件が山ほどあるのです。

実際に、きちんと投資効果のあるワンルームももちろんありますが、良い物件が一般消費者に回ってきづらい業界構造になっていて、だからこそ、投資・不動産未経験の人にとっては失敗する可能性が高いということが分かりました。

そんな中で知った、「半住半投」

ワンルーム投資は辞めたものの、資産形成の重要性や現金を多く持っていても意味がない低金利時代の中で、今まで自分がいかに無知だったか、、と思い知ります。

これを機に、資産形成をしようと一念発起し、実需用の家を購入したいと思うようになりました。

あとは、サラリーマンの特権は、住宅ローンが良い条件で組めること、という話をよく聞いたことがありましたが、あながち間違いじゃないなと感じました。

私の会社は大手企業の部類で、当時4年目だったので勤続年数も一定はクリアしており、借入などもなかったため、与信がある状態だったわけです。(銀行からすると返済する余裕のある人だと思われる)

いつまで今の会社にいるかも分からないこと、女性は特に結婚してからは、単独で住宅ローンが組みづらいこと、将来的にもっと長く住む家を買う時には彼の与信枠を残しておきたいこと、など複数の理由から、私がローンを組むことを前提で、考え始めました。

そんな中で、「半住半投」=半分は居住用+半分は投資用という造語?を知り、賃貸はお金をドブに捨てるだけという感覚は元々あったので、しっくりときて、実需用の家探しを開始しました。

次回は、物件の探し方について書こうかなと思います。

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