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続・保活のススメ。

前回から日にちが空いてしまってごめんなさい!
今回は、保育園の園長経験者として「保育園選びの外せないポイント」をお伝えします。

保育園見学で最も注目すべき点は
「気持ちのいい挨拶が飛び交っているか」です。

目が合ったら(合わずとも)職員の方から笑顔でハツラツとした「こんにちは!」が聞こえてくるかどうかがとても重要なポイントです。

保育園に限らず、挨拶というのはコミュニケーションの基礎です。
そして、その人のその時の感情を見事にあらわしていると感じています。
特に保育園においては、「保育士の質」が垣間見れるシチュエーションです。

自分に置き換えて考えてみてください。

「こんな会社すぐにでも辞めてやる!」
「また主任に怒られちゃった、、、」
「子どもたちが言うこと聞かなくて疲れる」
「早く家に帰りたいな〜」

こう思った瞬間、過去にありませんか?
私はあります。(笑)

ですが、それを表に出したことはありません。
プロですし、仕事に誇りも持っているから、ましてや外部の人に悟られるような態度は出しません。

それが態度に出てしまう場合。
めちゃくちゃ職員の覇気がなく、保育に対する士気も低く、簡単に行ってしまえば「やる気のない状態」なのです。

(もちろん、その職員にだけ原因があるわけではありません。
昨今ニュースになっているように、保育士の劣悪な待遇が原因の場合もあります。中にはストライキを起こすまでひどい状況でも、歯を食いしばって保育をしている職員もいますからね。)

どんな理由にしろ、職員に活気が無くて、職員同士も気持ちよくコミュニケーションが取れていない園は、ヒューマンエラーも含めた事故が多いことが言えます。

傷跡が残るような怪我は無くとも、子ども同士の噛みつきが多いとか、モノを無くされたとか、連絡帳を間違えて渡されたとか、配布物が行き届かないとか。

小さいミスや事故が多いと、園との信頼関係は築きにくくなっていまいますし、重大事故が発生する確率も高くなります。

床暖がある、広い園庭がある、行事が充実している、ベテランの先生が多い、認可園である、習い事をさせてもらえる、、、様々な特色の園があって迷われることも多いと思います。

でも、一番大切なのはどんな設備より、「保育士の質」です。

どんな環境でも、目の前にいる子どもたちの最善の利益を最優先にし、工夫をして保育できる保育士こそ、子どもの健全な成長を手助けしてくれると感じます。

加えて見ていただきたいのは、
「子どもたちの挨拶の様子」です。

心当たりがあると思いますが、子どもって大人をよく見ていますよね。
保育園はいまや11時間保育が当たり前で、平日は保護者よりも保育士を過ごす時間の方が多いんです。

ですから、笑顔が多くて、気持ちいい挨拶を交わしている活気のある保育士に囲まれている園児たちは、もれなく挨拶が上手です。

園見学に数箇所行くと感じることがあります。
「子どもたちが初対面の私へどんな反応をするか」
これに注目するとその園の保育の様子が手にとるようにわかります。

私が挨拶する前に「こんにちは〜!」という子が多い園。
近づく前に「きゃーーーー!」と駆け寄ってくる園。
「こんにちは!」と言っても、誰一人反応がない園。
目があってから、会釈だけで済ませる保育士がいる園。(笑)

どうでしょう。
今まで見学した園での保育士や子どもたちはどんな様子でしたでしょうか?

補足:
初対面の大人を警戒することはもちろん重要!ですが、私は普段信頼しているはずの保育士さんと一緒に見学に回っているわけなので、その保育士さんと園児の信頼関係が築けていれば、初対面の私にも安心して関われることの方が健全な発達の場合が多いです。年齢にもよりますが。

前回は母親目線で「直感を信じて!違和感は当たってるかも!」という記事を書きました。
見学の際は、その違和感を無視せず、プラス今日の記事のようなポイントに注目してみてください。

大切なお子様の命と1日の大半を過ごす保育園。
たくさんの制約があると思いますが、ぜひ安心して預けられる場所を見つけてくださいね^^

という私も1歳児4月入園を狙っているので、がんばりま〜す!(笑)

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最後まで読んでくださって
ありがとうございました*




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