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第10回 Zoom大喜利 MIZOPPON GRAND-PRIX

執筆者:かいり

こんにちは!朝5時に寝る習慣がついてしまったかいりです。今回の企画はすみな(四六時中リサイタル女)が提案してくれたMIZOPPON GRAND-PRIXです。

「え、それIPPON GRAND-PRIXなんじゃ…」「なんのパクリやねん!」と思ったあなた。これは本家様を最大限リスペクトした上でオマージュさせていただいたものでありパクリではありません!(大事)

茶番は置いておいてMIZOPPON GRAND-PRIXのレビューを始めます!

1.本家様の解説

今回私たちが参考にさせていただいたのは「IPPON GRAND-PRIX」です。知っている方も多いと思いますが少し解説させていただくと、フジテレビ系列局で2009年より不定期に放送している大喜利バラエティ番組で、大喜利が得意な芸能人を集め、No.1を決めていきます。平均視聴率が10~12%を誇る大人気番組なのです!

番組内では出演者を2ブロックに分け、各ブロックの勝利者が決勝戦に挑み、No.1を目指すという流れで進行します。また、出演者以外にダウンタウンの松本人志さんがチェアマンとして試合解説や予選決勝と別で問題に挑戦しています。

問題はオーソドックスな「文章問題」や「写真で一言」、さらには「動画でアフレコ」「歌詞をつけてください」など様々な形式で出題されます。
  
  
そんな大人気番組をモデルに再構成されたのがこの「MIZOPPON GRAND-PRIX」というわけです。本家様の説明も終わったので次は私たちがアレンジした点を紹介させていただきます。


2.アレンジしたポイントと流れ

まずは準備するものですが、

  ・問題のスライド(GoogleスライドやPowerPointなどで作成)
  ・解答用紙(画用紙やホワイトボード)
  ・太めのペン(見やすい黒が望ましい)
  ・Zoom用のPC、スマホ

の4つだけ!これだけで開催できるのでとても簡単です!また、回答者にバーチャル背景を用意して、実装するとより盛り上がります。

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この写真はMIZOPPON中ではありませんが、参加者だけ画面ONで背景を統一すると雰囲気が良く出ます。

本家様はテレビ番組ということもあり、スタジオに出演者が集まって開催されていましたが、私たちの前提は全力自粛。ということでいつものようにZoom上で開催しました!大喜利をするのに人と接触する必要はありません。だってお題を回答できれば良いもんね。

画面共有でお題を提示。回答は紙orペイントに書いて画面に出すだけ。評価はチャットで多数決。Zoomの機能をフル活用することで大概のことは何とかなるのです!

もう1つアレンジしたポイントは問題を作成した点です。本家様は用意されたお題に沿って回答していきますが、私たちは問題も手作り。そのため、問題作成者は2週間前からお題作りに取り掛かりました。先行事例(過去のIPPONを見直す)やnoteの記事を参考にそれっぽいお題を作ります。作った問題は作成者内で投票し、本番用とサドンデス(先に得点した方が勝利者となり、その時点でゲームが終了する)時の予備用に分類するなど入念に準備を行いました。

参考にさせていただいた記事↓

全体の流れは本家様と同じように2ブロックに分けて予選を開き、勝者が決勝に進む方式を採用しました。予選は「文章問題」4問と「写真で一言」1問の計5問です。

少し異なるのは順番に回答していく点。Zoomによるタイムラグが発生してしまうので、回答者の公平性を保つために順番にしました。早押しが大喜利の面白みかもしれませんが、これはこれで緊張感があって良いと思います。また決勝戦は2ポイント先取です。短い時間で勝負が決まるので集中力が必要となります。

先ほども少し書いたのですが、投票はチャットで行います。1つのお題を全員が回答した後に、チャット欄で1番面白かった人の名前を書き、多数決で決定しました。あの枠が埋まっていくワクワク感(ダジャレじゃない)はありませんが、1番の人しかポイントをとれないので、回答者がガチになってきます。
   
ちなみにMIZOPPON GRAND-PRIXの由来は私たちが所属する溝口ゼミより借りて「IPPON+みぞぐち」=MIZOPPON ということです。語呂が悪いとか言わない。

3.MIZOPPON GRAND-PRIX開幕

いよいよMIZOPPON GRAND PRIXの開幕です。栄えある第1回に出場するのは

<Aブロック>あゆ(面倒くさがりチャンピオン)、うっちー(クリエイティブサイコパス)、ゆうか(見掛け倒しの女子力)、あやか(派手髪症候群)、
<Bブロック>りょうた(ア〇ンアルファ並に頼れる男)、ちゃも(やる気と根気がゼロ男)、きょうか(週7勤務のキラキラバイト戦士)、ぺ(金髪爆弾)

の8名。予選は「あゆ、うっちー、ゆうか、あやか」のAブロックと、「りょうた、ちゃも、きょうか、ぺ」のBブロックで争っていきます。またチェアマンは我らがみぞぐち先生についていただきました!


出場者も出題側も準備が整ったのでAブロックからスタート!緊張の第1問目は

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初っ端からだいぶ難しい問題が来ました(笑)最新のオンライン飲み会をネタにするあたり、現代っ子です。1問目ということもあり、探り合いなのかぶっ飛んだ答えがなかなか出ない…かと思いきや、あやかの「部下はオンラインの部屋での下座を探して座る(遅刻しないように)」が見事MIZOPPON。「オンラインの下座ってどこやねん!」とツッコミを入れたくなる…

と思いきや、現実でも起こっていたようで、

飲み会ではないですがまさかの実在。あやかは予言者だったようです。


1問目が終わると緊張もほぐれたようでスピーディーに回答が進みます。2問目以降はあゆとうっちーの激しいデッドヒートが繰り広げられました。両者1歩も譲らず、最終6問目までもつれ込んだ結果、

3ポイントを稼いだあゆが決勝進出! 

予選から熱い闘いを繰り広げてくれましたがうっちーはここで敗退です。


続いてはBブロック。Aブロックの様子を見てとても不安がってましたが最初からエンジン全開でした。

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Bブロック最初の回答者りょうたは「リボ払いだけは絶対やめて下さい」。もうなんかかわいそうな未来しか見えてこない…。ぺは「あと3か月でお母さんが坊主頭になってる」。衝撃的だが10年前の自分に言うにはシュールすぎる回答。1問目から攻めた戦いでしたがここは**ぺがMIZOPPON **。

じわる回答が続き、早くも3問目。なんとここで奇跡が起きます。

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きょうかとぺが書いた「そろそろタピオカ見飽きてる」という回答がかぶる事態に。実際、関大前には5~6店舗ものタピオカ屋さんが存在します。最初は長蛇の列ができていたものの、最近(コロナ禍直前)はあまり客が入っていませんでした。そんなタピオカをモチーフにした回答がものの見事に重複。「私の方がタピオカの絵を書いてるから」といった低次元の争いがありましたが両者MIZOPPONを奪えず、りょうたに取られていきました


Bブロックも計5問が終了し、順調にポイントを稼いだ

ペが見事決勝進出しました!

いよいよ溝口ゼミ大喜利No.1を決める決勝戦です。Aブロックを勝ち抜いたあゆとBブロックを勝ち抜いたぺの頂上決戦。戦いの火蓋は切って落とされました!

決勝戦の1問目は「学校でテンションあがるランキング第87位は」。下から数えた方が早いかもしれない微妙な順位でしたが、あゆの学舎までの階段をすべて1段飛ばしで行けたがMIZOPPON。私たちが普段授業を受ける大学学舎は駅から近いのですが階段を上らなければいけません。

大学の公式HPによると132段(高低差20.8m)あるそうです。この階段をすべて1段飛ばしで行けたら87位くらいのテンションが上がっているかもしれません。(まさか階段の段数を公式が載せてるとは思わなかった。)内輪ネタは強いですね。


さすが決勝戦といった感じで両者譲らず1ポイントずつ獲得し、最終3問目に突入しました。最後の問題も接戦でしたが…


ぺがMIZOPPON!2ポイント先取したので

ぺがMIZOPPON GRAND-PRIX優勝です!!

記念すべき第1回を制したぺ。予選から決勝まで最高級のじわり回答を出しており、さすがといった感じです。惜しくも2位のあゆ、そして予選で奮戦した皆さんも全員が素晴らしい活躍をしてくれました。本当にお疲れ様です!


ちなみにチェアマンみぞぐち先生の選んだ問題と回答はこちら!

Q1.関大生の90%は「?」

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残りの2%はどこに行った?と思いきや、

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最後はまさかの丸投げ無茶ぶり(笑)ちゃもの回答は忘れてしまいました。ごめんね。

1999年生まれの私には元ネタが分かりませんでしたが、篠原涼子さんの4枚目シングル、「恋しさと せつなさと 心強さと」にモチーフにドモ○ルンリンクル混ぜて回答されていたようです。ジェネレーションギャップ!

4.みんなのクロスレビュー

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5.執筆者の感想 

  

無事に第1回MIZOPPON GRAND-PRIXが終了しました。リモートで開催しましたが私は大成功だったと思います。成功したポイントは

①入念な準備をする
②みんなが全力を出して回答する
③みんなが全力で楽しむ

これに限ります。①は特に重要で、お題作成から本番の進行までしっかり組み立てられていないと、この企画は成功しなかったと思います。お題は十分な数を、種類も様々なものが用意できれば望ましいです。内輪ネタなどは分かり易くウケやすいということもあり、とてもオススメ!また進行も大切でタイムキーパーや問題提示役など役割分担するとよいです。全員で準備し、開催する「文化祭の出し物的楽しさ」が存在すると思います。

また、この企画の特徴は出題や回答を通して駆け引きを誘発し、参加者全員の新しい側面を見られることです。普段とは異なる笑いに特化した面を新たに発見できると思います。

お手軽とは言えませんが、楽しさはピカイチのこの企画。飲み会や仲の良い友達同士で行っても絶対楽しいです。準備から開催までをすべてオンラインできこの企画をぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

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