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AWS re:Invent2018行って来た〜来年初参加の人へ

2018年11月25日からアメリカラスベガスで開催された、AWS re:Inventに初参加しました。来年初参加を希望している人向けに、技術的な内容以外の感想をまとめます。

注意:このnoteにまとめた内容は2018年11月に開催されたre:Inventについての情報です。今後も同様とは限りませんのでご了承ください。

re:Inventとは?

AWSの大きなカンファレンスと言えば、AWS SummitとAWS re:Invent ですが、この二つの違いが何なのか?
(来年は、re:Inforce というセキュリティに特化したカンファレンスが追加されました)

AWS Summit は、クラウドの経済的メリット、ベストプラクティスシェアAWS re:Invent は、新サービスの圧倒的物量、最新技術情報

なのだそうです。

つまり、re:Inventでは新しいAWSのサービスをいち早く知りたい!使ってみたい!というエンジニアに向けたイベントということです。

申し込み

弊社では参加希望者をまとめて総務の方がツアーで申し込んでくださったので詳細は・・
現地でお友達になった ヤプリのはぶちんさんのブログが素晴らしくまとまっているのでこちらをご参考にしてください。(はぶちんさんありがとうございます。)https://tech.yappli.io/entry/reinvent2018_Global_event_recommended

事前準備

開催場所は 米国ラスベガスです。通常のアメリカ旅行と同様の準備で大丈夫でしたが、以下はとても重要なので記載します。

パスポート
:有効期限が入国から90日以上ある必要があります。
ESTA(電子渡航入国システム) : ビザは不要ですがこれをしておかないと入国できません。以前の渡航で登録済みの方も期限切れになっていないかチェックしましょう。Webで必要情報を入力するだけで申請できますが、余裕を持って申請しましょう。

公式スマホアプリ

re:Inventの情報を便利に収集するための専用モバイルアプリがあり、セッションのスケジュール、シャトルバスの時間などの確認、自分のスケジュールの管理、最新情報のチェックがこのアプリでできました。

出発

開催は現地11月25日(日)ですが、初日はレクリエーションメインのみのため25日夕方到着の飛行機で出発しました。

レジストレーション

現地に到着したら、まずはじめにレジストレーションを行います。レジストレーションができる会場は限られています。よくわからず、うろうろしてしましましたが、アプリにレジストレーション可能な場所の情報があったようです。

レジストレーションが完了するとストラップ付きIDカードがもらえます。このカードがないとre:Inventの全てのサービスを受けることはできません。IDカードには顔写真が印刷されるので、事前にWebのMyAccountから顔写真をアップロードする必要があります。

Ask me

会場のいたるところに、re:Invent の旗を持ったスタッフやAWSのシャツを着たスタッフが立っていました。「このセッションはどこに行けばいい?」「シャトルバスの乗り場はどこ?」など、様々な質問に笑顔で素早く答えてくれます。私は極度の方向音痴ですが、たくさんのスタッフのおかげて道に迷うことはほとんどありませんでした。感謝!

注意としては、発音が悪いと通じないことがありました。メイン会場の Venetianベネチアンと発音すると通じませんでした。(ベニーシャン、またはベニシャンで通じました)通じない時は、行きたいセッションをアプリで表示して見せればOKですw

LEARN

学びのイベントはいくつか種類があります。

セッション
- 60分の講義で、スライドメインにお話を聞くタイプ。
チョークトーク - 少人数制で、ホワイトボードなども使っての講義で、講師に質問したりしながら進めます。
ワークショップ- 個人やチームでハンズオン形式で進めて行きます。
ハンズオンラボ - 自分のペースで進めていくハンズオン。
 
そのほか、ブートキャンプ、ハッカソンなど様々なタイプのセッションがあります。それぞれレベルが記載されているので、自分にあったレベルのセッションを選んで参加できます。

セッションは事前予約ができます。ほとんどのセッションはすぐに予約いっぱいになるので、スケジュールが公開されたら早めにチェックして予約することをおすすめします。
セッション数はとても多いので、自分にあった内容、場所、時間のセッションを見つけるのはとても大変です。

予約がいっぱいになっても絶望しては行けません。当日席も確保されているので早めに行って並べば入れます。逆に、予約が確定していても開演10分前までに着席していない場合キャンセル扱いになってしまいますし、人気のセッションは早めに会場に行かなければ良い席には座れません。

セッション会場は、ホテルに併設のカンファレンスセンターやコンベンションセンターで行われます。
今回私はMGMというメイン会場のVenetianから一番遠いホテルに滞在しました。最初は滞在先から近いセッションを予約していたのですが、KeynoteやSWAG(後述)にいくために、どうしてもVenetianにいくことになるので、最初から 滞在場所ではなく、Venetian で開催されるセッションを選んで受ければよかったな・・と思いました。


Keynote

今回は、火曜、水曜、木曜の3日間、朝8時、または8時半からメイン会場のVenetianで開催されました。Keynoteの予約は不要です。

私はシャトルバスの始発6時すぎにホテルを出て会場のVenetianに向かいました。VenetianのMealで朝食を食べて会場入り口へ行くと既に列ができていました。良い席に座りたい人は、可能な限り早めに(開場1時間以上前に)列に並ぶべきです。

Keynoteでは、AWSのCEOやCTOが、派手な演出に乗って現在のAWSの状況、今後の展開を紹介したり、新サービスの発表をします。
DJやハウスバンドの生演奏もあり重低音の音楽が鳴り響き、会場はかなり盛り上がります。

新サービスの発表直後に、新サービスに関連したセッションの追加があるので、なんらかの方法でKeynoteと、Keynote後のセッション追加情報はチェックすることをおすすめします。

Venetianまで行けない場合は、各ホテルにパブリックビューイングがあるのでそこで見ることもできるようですので、当日のスケジュール次第でどちらか選ぶと良いと思います。

通訳

基本的に全て英語ですが、Keynoteだけは同時通訳があります。同時通訳を聞く方法は2種類です。1つは、会場で配布しているトランシーバーからの受信。もう一つはスマホアプリ HearHotspotからの受信。

トランシーバーは、会場内で配布していました。チャンネルを合わせてイヤホンで聞きます。言語によってチャンネルが違いますが、配布時に教えてくれます。

スマホアプリ HearHotspot を使う場合は事前にスマホにインストールしておき、Reserve席に座って専用のWi-Fiアクセスポイントに接続すると自動的にre:Inventの翻訳が聞けるようになります。パスワードはどこで公開されているのか・・・私は現地で知り合った方に教えていただきました。

ただし、トランシーバーは雑音が、アプリは混線と途切れがしばしば・・翻訳無しで聞き取れるのがベストですね。

EBC

AWSのエンジニアとミーティングすることができます。
事前に、どんな内容の話をしたいかをコーディネータに伝えるとそれにあったエンジニアをアサインしてくれます。
こちらからはAWSの技術で困っていること、要望などを話すことができますし、AWS側からは今後のロードマップなどを共有してくれます。

AWSでは積極的にユーザからのリクエストを取り入れようとする流れがあります。これもその一つと思われますが、こういった場を設けてくれるAWSには素晴らしいエコシステムがあると言えるのではないでしょうか。

EXPO

スポンサーのブースがあるエリアです。
AWSのサービスを使うに当たって便利なサードパーティのサービスがたくさん紹介されています。ノベルティも配られています。
日本への進出を狙っているサードパーティーでは日本語での説明をしてくれるところもありました。
憧れのDataDogと 今年日本法人を立ち上げたSUMO logicは日本語で丁寧に説明してくださりました。日本がビジネスターゲットになっているのがわかります。

とても広いので、事前に目当ての企業をチェックしておくと良いと思います。

Quad

スポンサーが開催するゲームなどのアクティビティが用意されています。
ドリンクや食事も用意されているので、食べながら楽しむことができます。

Monday Night Live

26日月曜夜に開催されました。ここでも新しい発表がいくつかありました。
 KeyNote同様にかなり盛り上がっていました。

JAWS-UG主催のイベント

今回は26日月曜に NW-JAWS 勉強会 #4 in Las Vegas が開催されました。
AWSエバンジェリストの亀田さんによる過去1年間のアップデートまとめや、同時刻に開催されていた Monday Night Live のパブリックビューイング、AWS荒木さんによる Monday Night Liveの解説などがあり、日本語でわかりやすく説明してくださいました。
前後の時間で 名刺交換などして、参加者同士の交流もできました。
このような機会を設けていただいて感謝です。

Japan Night

27日夜開催されました。
日本からの参加者向けのイベントで、交流の場(どちらかというとデベロッパー向けではなくビジネス向けかもしれません)となっているようです。名刺をたくさん用意して参加しましょう。ただし、参加者が多すぎて会いたい会社の方に出会うのは大変なようです・・

私は参加できず・・

Japan Wrap-up Session

AWSジャパンの方が、期間中の最新情報まとめを日本語でしてくれます。が、これも事前予約制なので案内がメールで届いたら速攻で申し込むことをおすすめします。

これにも私は参加できず・・


移動

会場全体はとても広いので、ホテル間を無料のre:Invent専用のシャトルバスが頻繁に行き来しているのでこれで移動できました。
早朝であれば、宿泊していたMGMからVenetianまで乗車は10分程度でしたが、渋滞がある時間になると30分ぐらいかかることもありました。

隣や向かいのホテルの場合は、シャトルバスがなくて徒歩での移動でした。ホテルが広いので、外に出るのも一苦労です。


ホテルの入り口からセッションの部屋までも、結構歩きます。迷わず歩いても数分はかかると思います。

これ以外で移動するには、Uber がおすすめです。
事前にアプリをインストールして個人情報とクレジットカードを登録しておけば利用可能です。行き先はアプリで指定しますし、決済は登録済みクレジットカードで行うので英語が苦手でも安心して利用できます。
配車依頼してからの待ち時間は数分でした。

食事

朝食(11/27から)とランチは無料で用意されていました。
Mealと書かれた場所では、ビュッフェ形式で食事ができます。
その他、ランチボックスの配布もあります。時間の余裕がない場合はランチボックスが有効ですが、食事内容でいうと、断然ビュフェの方がクオリティ高いのでおすすめです。ベジタリアンメニューもありました。

午後からは、スナックが会場の通路などに置いてあります。日によってメニューは異なりますが、フルーツ、タコスチップ?、スティックサラダ、チョコレート、ナッツ、コーヒー、紅茶などが置いてありました。

Quad、認定者ラウンジ でも、食事やスイーツが振舞われていました。
基本的にアメリカンでジャンキーな感じなので、私は食べられませんでしたが・・

ノベルティ

メイン会場のVenetian に、SWAG というエリアがあり、そこでノベルティが配られていました。レジストレーションが完了したらもらえるもの(パーカーとボトル)、参加したセッション別にもらえるもの(Tシャツやピンバッジ)、などがありました。

AWS認定試験合格者は、AWS認定者ラウンジに行くと認定者用のノベルティ(スチールボトル、Tシャツ、キャップ、ピンバッジ、ステッカー)がもらえました。

最終日にになると、ノベルティは制限なしで、行くともらえるようになるので欲しい物があれば、最終日に行って、「これください!」と言うともらえたようです。

デバイスのお持ち帰り

ワークショップに参加すると、そのワークショップで使ったデバイスがもらえることがあります。今年は、Echoやマイコンがもらえるワークショップがあったようです。

2017年は、DeepLensが発表になり話題になりました。今年も何かあると期待していたらKeynoteで DeepRacer が発表になりました!発表後、早速ワークショップが追加され、そのワークショップに参加した人にはSWAGでDeepRacer がもらえました。

服装

寒いと言われていましたが、早朝深夜の屋外以外は寒くなかったです。日本の秋の装いで問題なかったです。ただし、Keynoteやワークショップ系の広めの場所に長時間いるとやや冷えました。

早朝、深夜に出歩く方は、冬用のコートか、中に着れる薄いダウンなどの用意がないと結構震えます。

re:Inventのセッションやイベントはフォーマルウエアである必要はありません。とにかく歩くので動きやすい服装が良いと思います。

通信

ホテルはセキュリティで保護されていないフリーWi-Fiがありましたがこれがイマイチでした。
re:Inventの会場は保護されたWi-Fiがあるのですが、Keynoteなど人が多く集まる場所では通信速度が安定しない感じでした。

電源

日本では御法度の施設電源で充電できましたw
アメリカではこれが当たり前のようで、みんな通路に座って充電しながらPCで作業していたり、お昼ねしたりしていました。
人が多いところでは電源争奪戦になり、充電できないこともありました。
そのほか、充電できるエリアも用意されていますが、ここもいつも混み合っていました。
ワークショップでは、電源が会場に用意されていますが、セッションの部屋にはなかったので隙間時間にこまめに充電しておけばよかったなと思いました。

re:Invent 会場以外での新サービスリリース

Keynote の発表に気を取られていると、実はひっそりKeynoteに入りきらない新サービスがブログで発表されていました。
空き時間にブログや公式Twitterもチェックが必要です。

お買い物

せっかくアメリカに来たので買うものといえば、日本に発送してくれないあれです 。今回買ったのは Google Home Hub と、Nest  Temperature Sensor。ホテルから Uberで 家電量販店 Best Buy へ行って買いました。


GETできて喜んでいたのですが、これらは結構重い・・。そして、飛行機登場時の荷物検査が煩わしい・・。お買い物も計画的に。。

その他レクリエーション

re:Inventでは技術情報とは別の楽しめるレクリエーションもたくさん企画されています。前術の ハーレーツーリーング、チキン大食い大会、マラソン、re:Play(EDMライブ、ゲーム、アトラクション) などなど。
AWSとは関係ないですが、ホテルのカジノで遊ぶことももちろんできます。

その他Tips

出発前に、可能な限り日本で開催れるre:Inventのミートアップや説明会には参加しておいた方が現地で動きやすいです。また、SNSにコミュニティーができたりするので検索して参加しておくと困った時に助け合えます。(私たちは今回これをしていなかったので、情弱すぎて泣けました・・)

セッションはカメラ撮影OKですが、静かなセッションでは日本のスマホカメラのシャッター音はやや響きます。無音カメラをインストールしておくと気兼ねなく取れると思います。

これはとても個人的な感想ですが、初参加の方はペアプロ、モブプロ同様、2人ぐらいのチームで計画を立てて参加した方がいいなと思います。

なぜいくの? だれがいくべき?

新しい情報を得たいだけであれば、インターネットでブログやツイッターを見ていた方が効率よく入手できる時代になりました。re:InventのセッションやKeynoteも素早く動画がアップされます。

では、なぜ時間とお金を出してまでいくの? ということですが、やはり体感です。現地で、AWS側からの熱いメッセージや、デベロッパー同士の熱いエネルギーを体感するためにいくのだと思います。
若いエンジニアはもちろん、若いエンジニアを引っ張っていくリーダーも、誰もが対象だと思いました。

まとめ

・re:Inventは最新情報をいち早く体感したいデベロッパー向けのイベント
・会場は広いので移動は大変、受けるセッションは計画的に
・自分がメインにする会場を決めて、そこを中心に計画すると良さそう
・ホテル間の移動は無料のシャトルバスがある(渋滞に注意)
・シャトルバスでVenetianからMGMまで乗車時間約10分(渋滞がない場合)
・ホテル入り口からセッションの部屋までが意外と遠い
・re:Inventのスタッフがいたるところにいるので迷うことはほぼない
・セッションの予約は公開されたら早めに行うこと
・セッション予約できなくても早めに行けば参加可能
・セッション予約できても早めに行かないと前列には座れない
・新サービスのセッションは発表後に追加されるので要チェック
・日本人同士の交流を深めるために、日本向けのイベントも要チェック
・ワークショップに参加するとデバイスがもらえる場合がある
・Keynoteの同時通訳は専用アプリが便利
・Keynote以外での新サービス発表もあるのでブログも要チェック
・期間中は会場に食事が用意されるので食事に困ることはない(アメリカンな食事が苦手な人は注意)
・服装は日本の秋の装い+早朝深夜外出予定の場合はコートやインナーあった方がいい
・re:Invent用のWi-Fiは用意されているがKeynoteの会場では繋がりが悪い
・充電は施設のコンセント、または充電エリアで充電できるけど争奪戦必至
AWSを使っていいシステムを作り続けたい人は、誰でも、何度でも参加するべき!!

現地でお友達になってお世話になったヤプリ はぶちんさん主催の re:Invent2018 報告会 はこちらです。
https://yappli.connpass.com/event/109880/
私も参加予定です!

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