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日本の甘いセキュリティに米国が苦言?

HOYAのハッキング事件やオレオレ詐欺など、悪人にはゆるゆると攻撃しがいがある平和な日本ですが、流石に親分の米国が苦言、というニュースが掲載されサイバーセキュリティービジネス界隈でも話題に。

ホノルル・スター・アドバタイザーの最近の記事で、日本のセキュリティー甘いからなぁ、とぶった切られています。

しかし、東京は近年、最大の港湾の閉鎖、大手防衛請負業者である三菱重工業のサーバーへの侵入、さらには政府独自のサイバーセキュリティセンターへの侵入など、注目を集めるハッキング被害に遭っている。このような攻撃の標的になっているのは日本だけではないが、日本政府が安全保障上のパートナーを完全に支援できるかどうかについて、長年の懸念が高まっている。

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(元記事)

記事では

2022年、岸田首相は、1万6000人の支援スタッフの支援を受けて中核となるサイバー防衛部隊を4倍の約4000人に増員する動きを含め、5年間で防衛費を倍増させる歴史的な計画を発表した。

「日本全体としてサイバーセキュリティ人材が不足している」

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と、計画は作れても実行はできないよねぇ?という日本の現場の意見を掲載。今年の4月の段階では2230人の採用にとどまり、活動もはっきりしないと厳しく伝えています。

同盟国と言っても、やる気も能力も見えない日本を"常に戦争"し続けているアメリカが信用するはずもなく、実際の防衛計画の中核にいれる気は今のところ無いようです。

元国防総省高官のビル・グリーンウォルト氏は、日本がAUKUSのような西側の安全保障プロジェクトに関与する可能性があるという考えを「政治劇場」として一蹴した。

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↑みたいなこと言われましても、日本には平和憲法があって、そもそもそれを変えないと同盟できないので当たり前なのですが(笑
アメリカも日本も政治家と官僚が適当に税金使うために出来レースしてる「ごっこ」なんだなー、なんて思ってしまいます。

ちなみに、日本を経由してスパイする、というのは実際にあるようでこんな動画を見つけました。各国が日本をスパイするのは日本経由で他の国の情報・機密を入手する手段としているという残念な話です。
そりゃ、同盟国が仲良くするのを躊躇するのも無理ないですよね。

スパイ天国“日本の現状【勝丸円覚×池上彰】(2024年4月29日)

サイバーセキュリティー以前に

大学や専門学校のコンピューターサイエンスのレベルが低く、そもそも日本だけ英語分野の学問(とはみなしていないようですが)なのに日本語で素人みたいな先生(本業で稼げないひと、億万長者でやることないコンピューター成功者以外ばかり)が教えている現実があり、通常のIT作業マンを排出する教育システムがあるとは言い難い本邦。 
基本的なインフラ整備がなく、年間読書量が1冊以下というベトナム人を大量採用して、無理やりグチャグチャ開発をしてごまかしている状態なので、国や知識人は反省して教育制度の見直しから、是非真剣に考えてほしいと思いました。


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