死にたいを考えたことのある人へ


これまたSKY-HIさんのお話です



私はAAAからSKY-HIという存在を知った
AAAでいる彼の方が先に認知していた為
こんなに華やかなグループで活動して
さぞかし楽しくて最高の人生なのだろうな
と思っていた



今思うと彼の多くの苦しみを知らず
そういう印象を持っていたことにすごく
反省している偏見にすぎないから…


彼のSKY-HIとしての作品の一つ「カタルシス」
は「生」と「死」について凄く考えさせられる



こぐまのケーキ屋さんでお馴染みのカメントツさんが漫画でSKY-HIとの対談を書かれている↓↓↓




ここでまず驚いたのが
日高さんも「死にたい」と思っていたこと



ほんっとに偏見で申し訳ない…
人間なんだしどんな感情を抱いても当たり前でしょ
なんだけど
やっぱりアーティストとかって
キラキラ輝いて華やかなイメージが
強かった当時の自分には驚きだった



そんな彼から生まれたカタルシス
当時の自分には難しくて
紐解くのに時間がかかった


自ら命を絶った友人について向けたこの楽曲
なんと「FIRST TAKE」で歌ってるので
是非聴いて欲しい
↓↓↓



この曲を聴いて感じたのは
「死」という選択をした事を否定しないこと


よく、命は大切に
なんて事を耳にするけど、
「死にたい」と感じる程辛く苦しく悲しい
その抱いた感情自体を否定してしまうのは
とても危険だということ


彼の曲を聴いてると
何もしてあげられなかった悔みの歌というより
その選択が今の君の幸せであるなら
と優しく聴こえてくる


彼はそういう人なのだ


死にたい人に「自殺はダメ」「あなたより辛い人は沢山いる」なんて事は言ってはいけない
「死にたい」と思う自分ごと愛す


と言う彼の言葉にまた心打たれる



そして
この「0570-064-556」という楽曲


原曲はアメリカのラッパー「Logic」による
「1-800-273-8255」である


曲のタイトルのこの電話番号のような数字
実際アメリカの自殺予防相談の番号である



この曲が実際に悩みを持つ人の耳に入り
自分の鬱症状や問題を相談する人が大幅に増えた
社会現象となった曲


 この曲をRemixしたものがSKY-HIの「0570-064-556」である訳だが


曲中にある
「強く生きる事だけを正解とするのは危ない」
は、ほんとにそうで


辛い時苦しい時なんて自分が一番苦しいのだから
何もかもが綺麗事で全自分を否定されるように
感じてしまうこともある


その感情をこの歌詞にのせたのは
SKY-HI自身もそう感じた事があるのだろうと
思うとまた胸が苦しい
でもどんな人の立場にもなり寄り添えるところが
彼の音楽に救われる多くの人が彼を好きでいる理由



決して楽しいことばかりでない人生に
少しずつ生きる意味を与えてくれた彼は
やっぱり私の中で1番な存在であり続けるのだと
改めて感じた


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