一期一会@ダイアモンドプリンセス号
こんにちは。mywayのμ(ミュー)です。
船ではいろいろな方と出逢います。
ある日の夕食、レストランで隣になったのはおひとり様のおばあさま。厳しいお顔つきをされていて、声をかけて良いものか悩みましたが、声をかけない後悔より、かけた後悔を。という事で話しかけてみました。
すると、急にお顔の表情が和らぎたくさんお話をしてくださいました。
なんでも、一緒に来るはずだったご友人が具合が悪くなってしまい急遽来れなくなってしまったとのこと。
初めてのクルーズなので、何も分からず自分もキャンセルしようか悩んだけれど、コロナ禍で旅行ができない間に身体が衰えてしまい、次があるかわからないから勇氣を出して一人で来てみたのだそうです。
昔から海外旅行によく行かれていたそうですが「もう長時間のフライトに耐えられないし、ツアーに参加して日々、荷物をまとめて移動していくのも辛い。そう考えると、荷物を広げたまま、寝て起きたら次の観光地に着いているクルーズは最高だね。わからなかったら、いろんな方を捕まえて聞いたらなんとかなるし。」とおっしゃっていました。
80歳、初めてのクルーズひとり旅。
なかなかできない選択だと思いますが、後悔のない選択をされて素敵だなと思いました。
こわばった表情は、クルーから英語で声をかけられるので、緊張されていただけだったのです。「声をかけてくれて嬉しかった。」と言ってくださいました。
自分の価値観は絶対ではないと改めて感じます。勇氣を出して声をかけて本当に良かったです。
そして今回のクルーズでは、前回お逢いして私達夫婦のマインドを大きく変え、人生の目標とすべき素敵なご夫婦に再会することができました。
クルーズの事、投資の事、ひとつひとつのお話が本当に勉強になりますし、毎回とてもよくしてくださるので、感謝してもしきれません。
とても勉強家のご夫婦なので、こちらから情報提供できるものなどほぼないのですが、唯一お伝えできた事にも熱心に耳を傾けくださり、幾つになっても向学心があるって素晴らしいなと思いました。
この後の寄港地で、ご一緒に回る日があるかもしれません。
クルーズに乗らなければ絶対に出逢うことがなかった方々。一期一会を大切に、これからもご縁を繋いでいけたらいいなと思います。
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