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その命を心の豊かさに変換する

私は花屋さんではありませんが、生きているうちに花を使って何か活動が出来たら良いなと考えてます。

コロナ禍で様々な催し物が出来なくなり、それに始まった事ではないかもしれませんが、ロスフラワー問題を知りました。
結婚式や色々なイベントが中止となり、行き場を失った花たちが、破棄されている事実。

需要と供給のバランスが崩れてしまった結果で仕方のない事なのかもしれませんが、生産者の事を考えると何か方法はなかったのかな、とも思います。

「貰っても困るんですけど…。私にとってはゴミにしかならないので。」

以前、職場で異動する子がお別れの花束を手にして呟いた言葉です。

花が大好きな私からしてみれば驚愕の言葉でしたが、その子にとってみれば、家に花瓶もないし、普段から選択肢にない花を貰って途方にくれたのだと思います。

贈る側も、取り敢えず「花」と選んではいないでしょうか。

誰もが同じ感性を持っている訳ではないことは百も承知ですが、花や植物は自らを成長させるエネルギーで満ち溢れていて、見てるだけでそのエネルギーを受け取る事が出来るので、私は自らお金を出してでも花を飾ります。

形も様々、大きい物から小さな物まで、個性的な姿は、私たち人間も全ての人がありのままで良いと言ってくれているように感じますし、もし、今、自分には何もない、と独りぼっちで寂しい思いをしている人がいれば、是非、一輪でも花を飾って欲しいと思います。

きっと前者の子は、他に孤独を埋めてくれるものがあったのですね。

私が考える"未来のためにできること"

生きとし生けるものを都合で破棄しないため、その命を心の豊かさに変換すること。
華やかな場所だけが行き場ではなくて、寂しさや孤独を感じている人たちに届けたい。
病院や様々な施設、子どもたちが集まる場所、破棄されるはずだった花たちを手に取り、笑顔が咲き誇る時間を届ける、そんな活動が出来たら良いなと思います。

#未来のためにできること


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