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古いiMacをWindowsの外部ディスプレイにしてみた【リモートワーク体験記】

お疲れさまです。わたしは、現在東北地方に在住しながら都内の会社にリモート勤務しています。これから少しずつですが、フルリモートワークで体験したことを記録していきます。

きっかけ

リモートワークが始まるにあたり、会社から支給されたのは14インチのノートPC。20インチ以上のモニターは絶対に欲しかったので、最初は21.5インチくらいのディスプレイを10,000円くらいでネット購入し使っていました。が、正直あまり質は良くなく。いずれ買い換えようくらいに思ってました。
そんなとき(実は明確なきっかけは忘れたのですが)、「iMacを外部ディスプレイとして使うことができる」ということを知り、もしかして実家に置いてあるiMacが使えるのでは?と思い、早速行動しました。

まずは、リサーチ

iMacとWindowsの接続はApple公式で推奨されていない(はず)なので、情報源はおおむね個人ブログです。
いくつか読んだ記事によると、
①外部ディスプレイとして使用できるiMacは限られている(機種、OSも2011年くらいまでのモデルじゃないと対応していない)
②iMacとWindowsを繋ぐポートとケーブルが必要
という条件に当てはまればターゲットディスプレイという機能を使用できるとのこと。わりとシンプルだったので、いけるのでは?と、すぐに実家からiMacを引き上げてきました。新卒の頃に購入した、27インチのiMac(2009年モデル)、まー重かった!
自宅でOSとモデルを確認し、①の条件はクリアしていることがわかりました。
②も、miniDisplayPortが付いているPCだったので大丈夫と判断し、iMacとノートPCを繋ぐケーブルをAmazonで購入。翌日、届いたケーブルを接続しブログ通りにターゲットディスプレイを起動させようとするものの、反応しない‥。

失敗その1

最初に購入したのはこのケーブル。両端がminiDisplayportとHDMIのそれぞれオスになっているケーブルです。iMac側にminiDisplayport、WindowsPC側にHDMIを刺しました。キーボード繋げたりWi-Fi繋げたりあれこれしながらも全く動作してくれず。よくよく調べてみると、miniDisplayportが出力側、HDMIが入力側になっているケーブルだからのようです。今回はWindowsPCの出力をiMacに入力したいので、まったく逆です。残念…。
そして、miniDisplayportとHDMIのケーブルではこの入出力が逆のケーブルはほとんどない(見つけられない)こともわかりました。早くも詰んだ???

miniDisplayport→HDMIケーブル

失敗その2

もう一度ブログを読み漁り、「miniDisplayport搭載のiMacではminiDisplayport同士でしか接続できない」という記事を読んで、あわてて両端子がminiDisplayportのケーブルを購入。でも直後に、WindowsPCにminiDisplayportなんてないことに気付き・・Amazonが翌日にすぐ届けてくれたものの、これは開封せずにお役御免に。

miniDisplayport⇄miniDisplayport

失敗その3

次に、WindowsPCの端子をよーく確認したところ、miniDisplayportはないものの、HDMIのほかにUSBとThunderboltというポートがあることがわかりました。miniDisplayportとThunderboltのケーブルならありそうだぞ?ということで、購入して接続。・・・のはずが、端子がWindowsPCに刺さらない。もう一度PCのスペックと購入した商品を見てみると、WindowsPCにあるのは「Thunderbolt4」のポートで、購入したのは「Thunderbolt3」のケーブルでした。
もっとちゃんと調べようよ・・

Thunderbolt3→miniDisplayport

最後の悪あがき!!

え、もうこのWindowsPCとiMacじゃ接続はできないの・・?と絶望したものの、往生際悪く調べ直すこと小一時間。やり方として、変換アダプターを使ってケーブルを繋げばいけるかも、という方法に行き着きました。
そこで、購入したのはこちら。
片方がiMacに繋ぐためのminiDisplayportで、もう片方がDisplayportになっている、双方向入出力が可能なケーブル。そして、片方がWindowsPCに繋ぐHDMIで、もう片方がDisplayportのメスになっている変換アダプタ。出力方向もHDMI→Displayportであることを確認!

頼みの綱

全ての電源を一度切断し、順序通りにケーブルを接続。両方が立ち上がったら、iMacのキーボードでcmdキー+F2キーを押してターゲットディスプレイを起動。
これでいけるか・・・???と思いきや、ぶつぶつと音がするだけで、反応なし。
「えーマジかー」と独り言を言いながら、ショックを隠しきれず電源を入れ直したりcmdキー+F2キー+fnキーを試したりと右往左往。これでダメなら諦めようと思っていたので何ともいえない虚無感を覚えながら・・
ほとんど無意識に、電源が入ったままiMac側のminiDisplayportを一度抜いて差し直しをしたら・・・

ようやっと・・!!

映ったーーーーー!!!

はい!無事に27インチのiMacを外部ディスプレイにすることができました!

かかった時間とお金

思い立ってから成功するまでかかった日数=約10日間
無駄にしたケーブル約1,000円×3本、アダプタ約2,500円+ケーブル約2,500円=計8,000円

もっとスマートなやり方もあったのでは?とは思いますが、無事に目的を達成できたので今はこれでよかったことにします。
個人ブログありがたい!と思ったのでわたしも記録として残しておきます!
よし、仕事がんばろう!!!