第3回吃音カウンセリング。吃音で落ち込んでる時間が1日2.5時間→15分に。

※過去のことを振り返って記録しています。前回のヒアリングで、吃音を指摘されたりからかわれた回数や、吃音への恐れ、どもるであろう言葉の言い換え、会話の回避、吃音でうまく話せなかった時の後悔をヨナに聞いて数値化していた先生。
今回、カウンセリングで指示された環境調整とメンタルリハーサルを経てどのぐらい効果が出ているかを計測するために再度ヒアリング。
なんと環境調整が始まる前は、学校で、家庭で、1日2.5時間もそのことを後悔して落ち込んでいた。それが今回の結果、たった1カ月で15分に減っていた。

しかし、環境調整が始まってからヨナは学校へいかなくなった。言いたいことを言っていい、わがまま言っていいと言われて、私に思い切って言った最初のわがまま。それが「学校いきたくない」だった。
正直血の気が引いた。このままいかないかもしれない。私も仕事に行けないかもしれないし、妹だって「じゃあ私も休む」って言いだすかも。
色々なことが頭を巡ったけど、今は先生に言われた通りにするしかない。
いいよ、というしか選択肢はなかった。

それでも、今こうしてヨナが辛かった気持ちから解放されている。
学校のことは焦りもあるけれど、ヨナが自己否定から解放されたということは計り知れないほど、明日やあさって学校へ行くっていう目の前のことよりも大事なころなんだろうと思う。

翌日友達がよなを訪ねてきてくれて、一緒に晩御飯を食べて帰った。その時ヨナはすごくどもっていたけど、夜に自分から「今日すごく声がつまったけど、まぁいいやって思えたよ」と言ってきた。よかった。泣きそうだった。
彼女が吃音の呪縛から解放されたことを思えば、学校なんて小さなこと!

もちろん吃音自体はまだまだ治っていない。気にせずに話していることが今は大事。これから気にしなくなるほどに、どんどん吃音は出てくるという。
自分との闘いだろうけど、私も一緒に頑張るよ。

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