セクラバ2人がSixTONESの「on eST」で『神』を見た話
"SixTONES"
セクラバから見れば、それは『菊池の友達』のグループである。
ひょんなことから私は、そんなSixTONESの「on eST」を手に入れた。そして、ある友人を巻き込んだ。「一緒に見ようよ。」と。
数日後、「きちゃったピョン」という陽気な呟きと共に同DVDの写真をあげている友人。ノリが良すぎである。
これは、鑑賞会をするしか無い。
ということで、某日深夜。私と友人はオンラインで集会を開いた。
その名も
『ストの円盤を見るよの会』
今回はそんなストの円盤を初見したセクラバの模様があまりにも愉快で、そして楽しい時間であったため、こうしてレポを残してみることとした。
普段は割と真面目にSexy Zoneの布教noteをせっせとこさえているアカウントであるが、今回は本当にただの読み物。楽しんでもらえたらという思いできるだけラフに書いていこうと思う。
もしかしたら巡り巡ってこのnoteをSixTONESのファンの方がご覧になるかもしれない。
最初に申し上げておくと、このnoteはあくまでも、『セクラバがSixTONESを摂取したらこうなった。』という話であり、『SixTONESに落ちた。』という話とは少し異なることご了承頂きたい。
他のグループをメインに書くことは少ないし、いかんせんほぼ初見でお送りしている。拙い解釈もあると思うが、きっと優しい方々が多いと信じて書いてみることとする。
登場人物
マイカちゃん
セクラバ。特技はハガキ職人。健人担。
会ったことないけど多分結構ギャル。
SixTONESの気になるメンバーは田中 樹
※ほろ酔いにてお送り中
私(Myu)
セクラバ。特技はnote書くこと。勝利担。
少なくともギャルではない。
SixTONESの気になるメンバーは松村 北斗
※飲もうよって言ってたのに酒用意するの忘れてた。ごめんねマイカちゃん。
こんな2人でお送りする。
「ストのコンサートどうなん…?」
円盤を入れると早々に始まるコンサート映像。
「Mad Love」が流れ出す。
私は、先にMC中盤まで視聴していたため、こんな話題となった。
マイカ「最初からでいいの?」
私 「え、楽しいから全然いいよ。」
マイカ「私、セクゾのコンサートしか見たことないからよくわからんのだけど、どうなん?」
私 「えーっと、なんかねぇ。…神だったよ。」
マイカ「えっ?笑」
私 「いや、セクゾより神とか、そういう話じゃなくて、『神』だったの。」
理解不能な様子のマイカちゃん。
「まあ見てたらわかるよ。」と謎の先輩風を吹かせる私。
そんな会話から、この鑑賞会は始まった。
滲み出る神々しさ
そうこう話しているうちに、1曲目の「Mad Love」も終盤戦。
私 「ほら見てマイカちゃん、オープニングの一曲シルエットで歌い切るんだよ。」
マイカ「え、これ映像とかじゃなくて、曲始まってんの!?」
私 「そう。なかなか顔見せてくれないの。」
2曲目にやっと姿を現したSixTONES。それでも全員サングラス姿でなかなか顔を見せてはくれない。そして、4曲目「Telephone 1ST ver.」も終盤に差し掛かった時にマイカちゃんがあることに気づく。
マイカ「この人たち4曲も歌ってて、ずっとここ(メインステージ)から動かないの?」
私 「そうだね。それなのになんともありがたいでしょ?これが神なのよ。」
マイカ「確かに、神かも。笑」
と、少しずつ私の伝えたい概念が把握できてきた様子。そして、
私 「大丈夫!このあと横浜アリーナ、トランスフォームするから。神は道も作れるから、安心して?」
またまた理解不能なマイカちゃん。
余裕綽々な私。そしてその時は遂に訪れた…。
ここは私たちの知ってる横浜アリーナですか…?
メンバーが捌けると共に爆音で流れるEDMと無数に光るスポットライト
マイカ「もうこれクラブじゃん…。」
そう、ここはもう私たちが知っている、Sexy Zoneが毎年ゴールデンウィークを席巻しているあのキラキラした横浜アリーナの表情をしていなかった。
重低音が規則的にリズムを刻みながら、会場中に差す光の線が幾度も色を変えていく様は、クラブの空気そのもので、果たしてここにあのジャニーズうちわを持っていっていいものなのか?ペンライトを無邪気に振って良いものなのか?ここにはできるだけ身軽で行って、音楽に体を揺らすのが正式な楽しみ方なのではないか…??と頭を抱えた。
画面の中で見る景色は、私たちが知っているどのジャニーズのグループが作り出した世界観とも違う異質なもので、いわゆる「ジャニーズ」という概念で見ていては脳内処理が追いつかないことに気づき出す。
そんな空気に圧倒されているうちに、天から花道が増設されていた…。
神が通る道
再び現れるメンバー、高いメインステージから地上の花道に舞い降りてきた。
SixTONESの時間が始まった音がした。
その堂々たる姿と、他を圧倒するオーラは圧巻でマイカ「これは、神だね」と一言。
こうして私たちの、神々を拝む会が始まった。
しかしここで私とマイカちゃんのノリに乖離が生まれてくる…。
実は私、1回目に視聴した際、この辺りからあまりに強いオーラに圧倒されて、少し怯えていた。
いつでもキュルキュル可愛いセクゾちゃんに見慣れている私には、花道でオラオラしてるSixTONESには震える仔犬状態だったのだ。
2回目の視聴となり、やっとしっかり楽しくかっこよさを感じられた私。
その一方で、初見のマイカちゃんと来たら
「この曲カッコいいね〜」「この曲好きー!」とノリッノリ。
そうだ、この人、ギャルだった……。
なんて、しょーもないことを考えながら、いつの間にか6曲目の「Speaial Order」。
バックステージで堂々とパフォーマンスする姿は本当に他を寄せ付けないような力があった。
そして、その巨大な力に飲み込まれるのは、物凄く気持ちいい。感じたことのない不思議な感覚だった。
嘘でしょ?
心地よくSixTONESが作り出す音楽の空気感に酔いしれていた私たち。12曲目の「”Laugh”in the LIFE」まで来た。
マイカ「あ、なんか明るい曲来たね。」
私 「そだねー。私調べではMCまででいっちばんジャニーズっぽい曲だよ。」
マイカ「え!?嘘でしょ!?だって、トンチキソング聴いてないよ!?」
私 「うーん、マイカちゃん。たぶん、このライブ…、トンチキソング、ないよ?」
マイカ「本当に言ってる!?!?」
と、ここに来て軽いカルチャーショック状態。衝撃からの回復もままならないまま、舞台はMCへと移っていった…。
海の家にいそう
MCになってからは、そのリズミカルな話の展開を楽しみながら
「昔からの幼馴染っぽい」だの、「どこに行っても一軍の集まり」だの、「夏に海の家経営してそう」だの、こちらもこちらでSixTONESのパブリックイメージを膨らませて楽しんでいた。
そしてマイカちゃん、またあることに気づく。
マイカ「なんかさ、MC長くない?」
私 「あ、そうかもね。だって確かMC長すぎて焼肉弁当の焼肉、スタッフさんに抜かれてなかったっけ??」
マイカ「そんなことあったんだ!笑」
なんて笑いながら
マイカ「MC上手いね。」
私 「さすが、オールナイトニッポンのレギュラーだねー。」と感心し合っていた。
Sexy ZoneのMCといえば、おふざけの止まらないお兄ちゃんたちに、弟たちが振り回される、ファミリースタイルでお送りされることが多いから、
この、男友達の集まりの様な隙のないMCはまた新鮮に映ったのだった。
後半戦もずっとカッコいい
随分と長々と書いてしまったから、ここからは少し駆け足で行こうと思うが
後半戦になってからも彼らは彼らの世界観で魅了させていた。
私たちは、「EXTRA VIP」の綺麗にペンライトの色が二分した会場に感心したり
「Coffee&Cream」で、チャラめのジョッキを弄んでる姿に開いた口が塞がらなくなったりしていた。
そして、「Lemonade」ちっちゃいトロッコに乗ったメンバー。
私 「トロッコ乗っても、ファンサしないんだねー!」
マイカ「いや、本当だね。」
私 「なのにずーっとありがたいね。」
マイカ「ありがたいねぇ。」
などと結局のところそのパフォーマンスとオーラに圧倒されながら。異文化を嗜む様な不思議な感覚を味わっていた。
それにしても、花道を歩いても、トロッコに乗っても本当にほとんどファンサービスがない。お手振りすらほとんどない。
「推しは生きてるだけでファンサ」が私のオタクメンタルなのだが、
SixTONESに関してはこの概念をメンバーも、ファンも相互認識してるんじゃないか…?と思うほどに「パフォーマンスしていること、存在自体に感謝。」という空気が充満してるような気がした。
そんなSixTONESを見て、深夜テンションの私たちは
「ずっとありがてぇから、いっそ投げ銭させて欲しい」とか、「ブロックに一つ賽銭箱置くべき」とかまたくだらなーいこと言いながらそれはそれは愉快に後半戦も楽しんだ。
テーマソング
ライブも終盤、デビュー曲「Imitation Rain」まで来た。
一番聴いたことあるこの曲。
私 「テーマソングだね。」
マイカ「神のテーマソング」
それはパワーワードがすぎるて。笑
しかし、そんな言葉すらしっくり来てしまうほどの風格があった。
ファンからしてみれば、馴染んだ一曲かもしれないが、こうして他G担が改まって聴いてみると、SixTONESにしっくりくる。どのグループとも異なる魅力あるデビュー曲だなと心に沁みた。
ずるい一撃
名残惜しくも、ライブはアンコールに至った。
ここにきてやっと、ファンサービスするメンバーたち
私 「わー!戯れてる!」
マイカ「やっと、下界まで降りてきた!」
私 「いや本当、下界との戯れタイムじゃん!」
なんて、冗談まじりに言いながら、今まで待たされた分、現場にいたら嬉しさ倍増だろうなと会場に想いを馳せた。
そして、急にメンバー全員がとてつもなく愛らしく見える。
マイカ「あら〜、樹可愛い」
を何回聞いただろう。今までもずっと言ってたけども。
アンコールになってからは、倍速で可愛いを連呼してた。
そう、可愛さが倍増して見えた。
こんな感情にしてくるのはずるい…。
満足感がすごい
そんなこんなで、私とマイカちゃんの『ストの円盤を見るよの会』は幕を閉じた。
「良い時間だったね」「お金払った分だけ価値があったね。」と、充実した時間を分かち合った。
SixTONES様、SixTONESのファンの皆様セクラバにも充実した時間を提供してくださり、本当にありがとうございます。
近いうちに、アルバム「1ST」手に入れておきます。
良い子にホームに戻るセクラバ
それにしても、あの神々しい時間はとても不思議な時間だった。
だってSexy Zoneだって神々しいし、何かと神がかっているではないか。
「不思議だったねぇ〜」なんて話しながら
私 「お客さんが声が出せないからとかもあるのかなぁ?」
マイカ「いや、どうなんだろうね?」
私 「無観客だけど、ちょっとポプステ見てみるわ。」
と、もう2時を回っていたがマメに円盤を取り替えて、「POP×STEP TOUR 2020」を見始めた。
私 「いや、人だったわ。」
「ビジュアルが神がかった人だった。」
と、謎の説明をしながら、カッコいいだ、可愛いだ私が騒いでいるから、結局マイカちゃんも見始めて、共に「麒麟の子」を見た。
私 「なんか安心する〜」
マイカ「安心するねぇ〜」
と、見慣れた景色に安堵しながら、マイカちゃんに別れを告げた。
そして私はSixTONES、Sexy Zoneそれぞれの魅力を実感し、人それぞれ違う「好き」の尊さに想いを馳せながら、
気持ちよく眠りについたのだった…。
「on eST」ダイジェスト
Sexy Zoneも1月26日ライブDVD/Blu-ray発売予定。何卒。
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