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障害児福祉と所得制限

先日Twitter経由でこんなキャンペーンを見つけた。

中度~重度の知的障害をもつ次男がいるため、受給対象となる障害者手当があるのですが、贅沢な暮らしができるわけではない我が家ですら所得制限にかかってもらえていません。

週2回の次男の通院のためにパート勤務で働いて数十万の差で扶養から外れているのだけど、もし扶養に入れば算定基準が上がって対象になるかもしれないとか考える。

でも、働きたい理由もある。だから、働ける限りは働きたい。
次男にとって健常のお子さんとの唯一の繋がりとなる学童は勤務時間が基準を満たしてないと入れないから、なんとか入れてあげたい。

そもそも、手当のために働くことを制限するのはちょっと違うよなと思う。

多分、これらの制度ができた頃は、父親だけが働いて、年功序列で給与が上がっていくのが当たり前で、老後の年金もキチンと貰える保証があったから、今これだけあれば将来的にも金銭面で困ることはないでしょうという考えなんだなと思う。

でも、今の世の中違うでしょ?
夫婦共働きの家庭が増え、長く働いても給与が上がるとは限らないし勤務先が倒産するかもしれないし、年金制度も崩壊しつつある。だから、未婚既婚・子供の有無に関わらず、将来に備えて稼がなきゃいけないと思っている人も多いはず。

障害児育児をしている親達も、同じように・・いや、それ以上に危機感を持って働いて稼いで、みんなと同じように税金を納めてる。なのに、働けば働くほど手当が受けられなくなる。親がどれだけ働こうが、その子に必要な金額は変わらないのにね。

そんなことを思いながら、
このキャンペーンに賛同しました。
どうか実りますように。

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